二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
関係法令 問4
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問題
二級ボイラー技士試験 令和5年10月公表 関係法令 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文中の( )内に入れるA及びBの語句の組合せとして、該当する法令の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。
「蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の( A )は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、( B )と比較することができるように表示しなければならない。」
「蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の( A )は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、( B )と比較することができるように表示しなければならない。」
- A:最高水位 B:現在水位
- A:最低水位 B:現在水位
- A:標準水位 B:最低水位
- A:常用水位 B:現在水位
- A:現在水位 B:標準水位
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では、蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く)の水位表示に関する法令の内容を理解することが求められています。
具体的には、ボイラーのどの水位を、どのように表示する必要があるかについての知識が重要です。
ボイラー則には事業者の行うべき管理事項として、
「蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較することができるように表示しなければならない」
と定められています。
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02
この問題は、蒸気ボイラーの水位表示に関する法令の内容を理解し、正しい水位の表示方法について選択することを目的としています。
具体的には、どの水位(A)をどの水位(B)と比較して表示する必要があるかに関する法令の理解が求められます。
誤り
解説:法令では最高水位を現在水位と比較して表示する必要は特に定められていません。
重要なのは、ボイラーの運用において安全な水位を維持することです。
誤り
解説:最低水位を表示することは重要ですが、この選択肢が法令に一致するかは、文脈に依存します。
法令では、運用の安全性を確保するために様々な水位表示が要求されることがあります。
誤り
解説:標準水位と最低水位の比較表示については、一般的な運用基準として考慮される場合がありますが、これが直接法令に定められているわけではありません。
正しい
解説:法令には、蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計またはこれに接近した位置に現在水位と比較して表示する必要があると定められています。
これにより、ボイラーの安全運用を支援するために、現在の水位が常用水位に対してどのように位置しているかを運転者が簡単に確認できます。
誤り
解説:現在水位は常に表示されるべきですが、標準水位との比較については、法令で直接言及されているわけではありません。
最も重要なのは、現在水位が安全な運用範囲内にあることを確認することです。
ボイラーの水位表示に関する法令の理解を深めるには、ボイラーの安全運用を確保するために必要な情報が適切に表示されることの重要性を認識することが必要です。
常用水位と現在水位の表示は、運転者がボイラーの安全な運用状態を維持できるようにするための基本的な要件です。
この基準は、ボイラー運用の安全性を確保し、事故のリスクを最小限に抑えるために設けられています。
選択肢を検討する際は、法令に基づく具体的な要求事項と、ボイラーの安全運用に対するそれらの貢献を考慮することが重要です。
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03
ボイラーの水位について問われていますが、水位表示については「最高水位」と「最低水位」は必要な項目ではありますが、比較する上では関係ない事を知っておくと解きやすくなります。
また、「標準水位」についても比較対象ではないので、この点も押さえておきましょう。
「現在水位」は比較対象ですが、「最高水位」は対象外なので誤りです。
「現在水位」は比較対象ですが、「最低水位」は対象外なので誤りです。
「標準水位」と「最低水位」は共に比較対象にはならないので誤りです。
蒸気ボイラーの「常用水位」は、ガラス水面計またはこれに接近した位置に「現在水位」と比較する事ができるように表示しなければならないと定められているので、正しい組み合わせです。
「現在水位」は比較対象ですが、「標準水位」は対象外なので誤りです。
今回は消去法での解き方について解説しましたが、ボイラーの水位については「常用水位」と「現在水位」を比較すると覚えても問題ありませんので、参考にしてみて下さい。
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