二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
関係法令 問5

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問題

二級ボイラー技士試験 令和5年10月公表 関係法令 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)について、次の文中の(   )内に入れるA及びBの語句の組合せとして、該当する法令の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。

「( A )並びにボイラー取扱作業主任者の( B )及び氏名をボイラー室その他のボイラー設置場所の見やすい箇所に掲示しなければならない。」
  • A:ボイラー明細書       B:資格
  • A:ボイラー明細書       B:所属
  • A:ボイラー検査証       B:所属
  • A:ボイラー検査証       B:資格
  • A:最高使用圧力及び伝熱面積  B:所属

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題では、ボイラーに関する法令で定められている掲示要件についての理解が求められています。

具体的には、どの文書をどのような情報と共に掲示しなければならないかについての知識が重要です。

選択肢4. A:ボイラー検査証       B:資格

ボイラー則によると事業者はボイラー室の管理等について、

ボイラー検査証並びにボイラー取扱作業主任者の資格及び氏名をボイラー室その他のボイラー設置場所の見やすい箇所に掲示しなければならない。」

と定められています。

この掲示は、ボイラーの安全運用と責任の所在を明確にするために必要です。

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02

この問題は、ボイラー関連法令における掲示義務に焦点を当てています。

特に、ボイラー室や設置場所におけるボイラー検査証やボイラー取扱作業主任者の資格および氏名の掲示要件について理解することが求められます。

選択肢1. A:ボイラー明細書       B:資格

誤り

解説:ボイラー明細書と取扱作業主任者の資格を掲示する要件は法令には具体的に定められていません。

法令では、ボイラー検査証の掲示が重視されています。

選択肢2. A:ボイラー明細書       B:所属

誤り

解説:この組み合わせは、法令に定められた掲示要件とは一致しません。

重要なのは検査証の掲示と取扱作業主任者の情報です。

選択肢3. A:ボイラー検査証       B:所属

誤り

解説:ボイラー検査証の掲示は正しいものの、所属ではなく「資格及び氏名」の掲示が要求されます。

選択肢4. A:ボイラー検査証       B:資格

正しい

解説:ボイラー検査証とボイラー取扱作業主任者の資格および氏名の掲示は、ボイラー関連法令において要求される重要な事項です。

選択肢5. A:最高使用圧力及び伝熱面積  B:所属

誤り

解説:この情報はボイラーの技術的な特性を示すものであり、掲示が要求されることもありますが、この問題文の要件には一致しません。

まとめ

ボイラー室や設置場所における掲示要件を理解する際には、ボイラーの安全運用に直接影響を与える法令に定められた文書や情報に注目することが重要です。

ボイラー検査証とボイラー取扱作業主任者の資格及び氏名の掲示は、法令によって明確に要求されており、これらの情報を適切に掲示することは、安全管理と透明性の確保に繋がります。

各選択肢を評価する際は、法令の具体的な要求事項に基づいて判断する必要があります。

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03

ボイラーの掲示に関する問題ですが、大前提として、「ボイラー検査証」と取扱作業主任者の「資格」を掲示するとだけ覚えておけば、消去法で解く事ができます。

選択肢1. A:ボイラー明細書       B:資格

「ボイラー明細書」は掲示する必要がないので誤りです。

選択肢2. A:ボイラー明細書       B:所属

「ボイラー明細書」は掲示する必要がないので誤りです。

また、「所属」ではなく「資格」を掲示する必要があります。

選択肢3. A:ボイラー検査証       B:所属

「所属」は掲示する必要がないので誤りです。

選択肢4. A:ボイラー検査証       B:資格

「ボイラー検査証」とボイラー取扱作業主任者の「資格」および氏名の掲示が正しい組み合わせです。

選択肢5. A:最高使用圧力及び伝熱面積  B:所属

「最高使用圧力及び伝熱面積」と「所属」は共に掲示する義務がないので誤りです。

まとめ

「ボイラー検査証」と「資格」の掲示以外の選択肢はないとだけ覚えておけばすぐに解ける問題となるので、しっかり覚えておきましょう。

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