二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問10

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問題

二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの通風に関して、適切でないものは次のうちどれか。
  • 炉及び煙道を通して起こる空気及び燃焼ガスの流れを、通風という。
  • 煙突によって生じる自然通風力は、煙突内ガスの密度と外気の密度との差に煙突の高さを乗じたものである。
  • 押込通風は、一般に、常温の空気を取り扱い、所要動力が小さいので広く用いられている。
  • 誘引通風は、比較的高温で体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。
  • 平衡通風は、通風抵抗の大きなボイラーでも強い通風力が得られる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題ではボイラーの通風について問われています。

通風とは空気やガスの流れを指しますが、個別に覚える内容もあるのでそれぞれの選択肢はしっかり目を通しておきましょう。

選択肢1. 炉及び煙道を通して起こる空気及び燃焼ガスの流れを、通風という。

正しい記述です。

選択肢2. 煙突によって生じる自然通風力は、煙突内ガスの密度と外気の密度との差に煙突の高さを乗じたものである。

正しい記述です。

選択肢3. 押込通風は、一般に、常温の空気を取り扱い、所要動力が小さいので広く用いられている。

正しい記述です。

選択肢4. 誘引通風は、比較的高温で体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。

問題文の説明は「誘引通風」ではなく「押込通風」の説明となっているので誤りです。

選択肢5. 平衡通風は、通風抵抗の大きなボイラーでも強い通風力が得られる。

正しい記述です。

この「平衡通風」は「誘引通風」と「押込通風」を合わせたものとなります。

まとめ

通風に関しては、「平衡通風」「誘引通風」「押込通風」この3つの特徴についてしっかり確認しておきましょう。

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