二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
関係法令 問9

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問題

二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 関係法令 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

鋳鉄製温水ボイラー(小型ボイラーを除く。)に取り付けなければならない附属品で、法令に定められているものは次のうちどれか。
  • 水柱管
  • ガラス水面計
  • 験水コック
  • 吹出しコック
  • 温度計

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この過去問の解説 (1件)

01

鋳鉄製温水ボイラーに取り付けなければならない附属品について問われています。

鋳鉄製温水ボイラーの構造を理解して、何が必要が把握しておく事がこの問題を解くポイントとなります。

選択肢1. 水柱管

水柱管は鋳鉄製温水ボイラーに取り付ける必要がありません。

水柱管は温水ボイラーではなく、蒸気ボイラーで使用します。

選択肢2. ガラス水面計

ガラス水面計は鋳鉄製温水ボイラーに取り付ける必要がありません。

ガラス水面計は温水ボイラーではなく、蒸気ボイラーで使用します。

水柱管と同じ役割を持っています。

選択肢3. 験水コック

験水コックは鋳鉄製温水ボイラーに取り付ける必要がありません。

験水コックは主に蒸気ボイラーで使用します。

蒸気ボイラーはガラス水面計を2つ以上つける必要がありますが、そのうちの1つを験水コックにしても問題ありません。

選択肢4. 吹出しコック

吹き出しコックは鋳鉄製温水ボイラーに取り付ける必要がありません。

吹出しコックは蒸気ボイラーで使用します。

蒸気ボイラーでは吹出しコックではなく吹出し弁でも問題ありません。

選択肢5. 温度計

鋳鉄製温水ボイラーには、ボイラーの温水温度を測る温度計を取り付ける必要があります。

まとめ

この問題に限らず温水ボイラーは温水を測る必要があると覚えておきましょう。

他の附属品も必要なものがあるかもしれませんが、あくまでも法令で定まっているものなので、この点はしっかり理解しておきましょう。

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