調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問14

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 保険薬局業務 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

調剤報酬の算定について、次の文章の空欄に入る語句の正しい組み合わせを選びなさい。

・保険薬局が薬剤を調剤する手間に対して算定するものを(ア)という。
・保険薬剤師が、患者の薬剤の服用に関して、管理や指導等を行った場合に算定するものを(イ)という。
・調剤報酬のなかでも、薬剤料を算定するときに使用する薬の種類および価格の一覧表を(ウ)という。
  • ア:調剤料  イ:薬学管理料  ウ:薬価基準
  • ア:調剤基本料  イ:薬学処置料  ウ:材料費
  • ア:診療報酬  イ:服薬指導料  ウ:医薬品基準
  • ア:薬歴管理料  イ:薬学処置料  ウ:薬価基準
  • ア:薬学処置料  イ:薬学管理料  ウ:医薬品基準

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

調剤報酬は大まかに分けると技術料薬剤料に分けられます。

技術料の中でも調剤技術料薬学管理料に分けられています。

調剤技術料とは

・薬局の規模により点数が算定される調剤基本料

・調剤の技術に対して点数が算定される調剤料

 

薬学管理料とは薬剤師の服用指導や情報管理に対して算定されます。

薬剤料薬価基準に収載されている薬の種類や価格を基にしており、消費税も含まれています。

その他の選択肢については以下の通りです。

2.調剤基本料は薬局に規模に対して算定されるものです。

3.診療報酬とは保険診療の医療行為に対して医療機関や薬局の収入総和を指します。

4.調剤の手間に対しての算定は薬歴管理料ではなく、調剤料です。

薬剤師による管理や指導に対して算定されるのは薬学処置料ではなく、薬学管理料といいます。

5.調剤の手間に対しての算定は薬学処置料ではなく、調剤料です。

薬の種類や価格が収載されている一覧表は医薬品基準ではなく、薬価基準といいます。

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02

正解は1番です。

調剤自体に対しては調剤料、服薬に関する指導等は薬学管理料、薬剤料などの価格リストを薬価基準といいます。

参考になった数2

03

正解は

ア:調剤料  イ:薬学管理料  ウ:薬価基準

です。

 

 

調剤報酬は、

調剤の技術にかかる点数、

薬剤師の知識に基づく薬学的指導にかかる点数、

薬剤や特定保健材料そのものにかかる点数があります。

 

技術にかかる点数のうち、医薬品の調整や調合に対して算定するものを調剤料と言います。

また、処方箋の受付1回ごとに算定される調剤基本料もあります。

薬学的指導に係る点数は薬学管理料と言い、かかりつけ薬剤師指導料や服薬情報等提供料なども含まれます。

薬剤にかかる点数は薬剤料と言い、その算定に用いられる薬剤の種類や価格の一覧表を薬価基準と言います。

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