調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問2
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 薬学一般 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
健康食品に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか選びなさい。
a 健康食品は、法令で定義されたものである。
b 肥満改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされる。
c 二日酔い改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされない。
d 健康食品中に医薬品成分が検出される場合もあり、そうした健康食品の摂取によっては重篤な健康被害が発生した事例も知られている。
a 健康食品は、法令で定義されたものである。
b 肥満改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされる。
c 二日酔い改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされない。
d 健康食品中に医薬品成分が検出される場合もあり、そうした健康食品の摂取によっては重篤な健康被害が発生した事例も知られている。
- a、b
- a、c
- a、d
- b、d
- c、d
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
健康食品とは、法令上の定義はなく、健康維持や増進に役立つ効果を期待して販売されているものです。
その中でも国の定めた安全性や有効性などの基準を満たしたものの制度として、「保健機能食品制度」があります。
医薬品以外は病気や症状を改善する効能効果を表示することはできません。
近年健康食品による健康被害等も報告されているため、利用するときには正しい理解が必要となります。
その他の選択肢については以下の通りです。
a.健康食品は法令で定義されるものではないため、誤りです。
c.二日酔い改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされるため、誤りです。
以上から正解は、4のb、dとなります。
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02
正解は
b 肥満改善効果と表示・標榜された健康食品は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされる。
d 健康食品中に医薬品成分が検出される場合もあり、そうした健康食品の摂取によっては重篤な健康被害が発生した事例も知られている。
の2つです。
医薬品以外は病気や症状を改善する効能効果を表記することができません。
健康食品のうち、消費者庁の許可を得て「おなかの調子を整える」「血圧が高めの方に」といった表記をすることができるものを特定保健用食品と言います。
上記のほか、
コレステロールが高めの方の食品、骨の健康が気になる方の食品、
歯や歯ぐきの健康が気になる方の食品、血糖値が気になる方の食品、
血中中性脂肪が気になる方の食品、体脂肪が気になる方の食品があります。
肥満改善効果は上記に当てはまらないため医薬品の効能効果を暗示するものとして扱われます。
健康食品には医薬品成分が含まれる場合もあり、食べ合わせや摂取量、摂取方法によっては健康被害が生じる可能性もあります。
特に海外で製造された健康食品は日本での認可を受けていない可能性もあるため、
より注意が必要です。
a 健康食品は法令で定められたものではありません。
c 二日酔いも上記に当てはまらないため医薬品の効能効果として扱われます。
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03
健康食品と呼ばれるものは、法令で定義されたものではなく、一般に用いられているものです。
身体の状況を本人が自覚でき、一時的であって継続的・慢性的でない体調の変化の改善に役立つ旨(例:二日酔い改善効果等)などの表現は、医薬品の効能効果を暗示するものとみなされます。
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