調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問29
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 医療保険制度 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
次の1~5の各種健康保険に関する文のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。
- 観光遊覧船に携わる人も船の仕事なので、船員保険の加入となる。
- 国立大学の教授は教員に該当するので、法別番号「34」で始まる共済組合の加入となる。
- 私立大学の教授であっても、年齢が75歳であれば、法別番号「34」で始まる共済組合ではなく、後期高齢者医療保険に加入する。
- 自衛官の家族は法別番号「07」で始まる自衛官等保険の加入となる。
- 神奈川県警の警察官は地方公務員に該当するので、法別番号「32」で始まる共済組合の加入となる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
各種健康保険に関する問題です。
誤りです。
船員保険は、船員として船舶所有者に使用される人であっても、総トン数5t未満の船舶や湖・川・港内のみ航行する船舶など対象外のものがあります。観光遊覧船は湖・川・港内のみ航行する船舶に該当するので、対象外です。
誤りです。
国立大学の場合は教員であっても、法別番号「31」の国家公務員共済組合になります。
正しいです。文のとおりです。
誤りです。
自衛官等の「07」で始まる共済組合はその勤務の特殊性から被保険者しかありません。自衛官等の家族は法別番号「31」で始まる国家公務員等共済組合の被扶養者です。
誤りです。
警察官は法別番号「33」の共済組合の加入です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
正しい記述は「私立大学の教授であっても、年齢が75歳であれば、法別番号「34」で始まる共済組合ではなく、後期高齢者医療保険に加入する。」でした。
各種医療保険の法別番号や対象となる方の組み合わせの問題です。
誤った記述です。
船員保険は、船員として船舶所有者に使用される人を対象にした保険ですが、観光遊覧船に携わる方など、湖・川又は港内のみ航行する船舶などは対象となりません。
誤った記述です。
法別番号34は日本私立学校振興共済事業団が該当します。
国立大学の教授はこれには該当せず、国家公務員共済組合「法別番号31」の対象となることに注意が必要です。
正しい記述です。
誤った記述です。
自衛官に関しては、本人は法別番号07(防衛省職員給与法)に該当しますが、その職務の特殊性から、家族は国家公務員共済組合「法別番号31」に加入することになっています。
誤った記述です。
法別番号32は、地方公務員等共済組合が該当します。
共済組合の一種ですが、特に地方公務員が対象となります。
一方警察官は、法別番号33の警察共済組合へ加入することとなっています。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
正解は
「私立大学の教授であっても、年齢が75歳であれば、法別番号「34」で始まる共済組合ではなく、後期高齢者医療保険に加入する。」
です。
法別番号34で始まる共済組合は、公立学校共済組合 日本私立学校振興・共済事業団です。
その他の選択肢については以下で説明していきます。
船員保険の対象外となるのは、5トン未満の船舶や湖、川、港のみを航行する船舶、30トン未満の漁船です。
観光遊覧船は港、湖内を航行する船舶とみなされるので対象外です。
国立大学の教授の場合は法別番号31で始まる国家公務員共済組合の加入となります。
自衛隊の家族は法別番号31で始まる国家公務員共済組合(防衛省共済組合保険)の加入となります。
警察官は法別番号33で始まる警察共済組合の加入となります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問28)へ
2022年8月公開問題問題一覧
次の問題(問30)へ