調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問73

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 医事法規一般 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は麻薬の取り扱いについて述べたものである。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 麻薬を処方できるのは、麻薬施用者の免許を持ったものに限られるため、医師であれば誰でも処方できるわけではない。
  • 薬局で麻薬を調剤するには麻薬小売業者の免許が必要である。
  • 麻薬施用者の免許は厚生労働大臣から受ける。
  • 麻薬処方箋の場合は一般の処方箋と異なり、患者の住所、麻薬施用者の免許番号が必要となるため、処方箋を受け付ける際は、それらの記入がなされているか確実に確認しなければならない。
  • 麻薬処方箋は一般の処方箋と分けて保管しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

麻薬の取り扱いに関する問題です。

根拠は「麻薬及び向精神薬取締法」です。

選択肢1. 麻薬を処方できるのは、麻薬施用者の免許を持ったものに限られるため、医師であれば誰でも処方できるわけではない。

正しい記述です。

選択肢2. 薬局で麻薬を調剤するには麻薬小売業者の免許が必要である。

正しい記述です。

選択肢3. 麻薬施用者の免許は厚生労働大臣から受ける。

誤っています。

免許は都道府県知事から受けます。麻薬小売業者の免許も同様です。

選択肢4. 麻薬処方箋の場合は一般の処方箋と異なり、患者の住所、麻薬施用者の免許番号が必要となるため、処方箋を受け付ける際は、それらの記入がなされているか確実に確認しなければならない。

正しい記述です。

選択肢5. 麻薬処方箋は一般の処方箋と分けて保管しなければならない。

正しい記述です。

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02

誤っているのは

「麻薬施用者の免許は厚生労働大臣から受ける。」

です。

 

麻薬施用者や麻薬小売業者などの免許は都道府県知事から受けるものとされています。

参考になった数0

03

誤った記述は、「麻薬施用者の免許は厚生労働大臣から受ける。」となります。

麻薬の取り扱いに関する知識を問われる設問です。

選択肢1. 麻薬を処方できるのは、麻薬施用者の免許を持ったものに限られるため、医師であれば誰でも処方できるわけではない。

正しい記述です。

医師や、歯科医師ともに麻薬施用者免許を都道府県知事より受ける必要があります。

選択肢2. 薬局で麻薬を調剤するには麻薬小売業者の免許が必要である。

正しい記述です。

薬局で麻薬処方せんを調剤するには、薬局開設許可に加えて麻薬小売業者の免許を受ける必要があります。

選択肢3. 麻薬施用者の免許は厚生労働大臣から受ける。

誤った記述です。

麻薬施用者の免許は厚生労働大臣ではなく、都道府県知事より受ける必要があります。

選択肢4. 麻薬処方箋の場合は一般の処方箋と異なり、患者の住所、麻薬施用者の免許番号が必要となるため、処方箋を受け付ける際は、それらの記入がなされているか確実に確認しなければならない。

正しい記述です。

麻薬の管理に関しては、特に厳重に行う必要があります。

処方せんに関しても上記のような制限があり、確認できない場合処方せんを受け付けることができません。

選択肢5. 麻薬処方箋は一般の処方箋と分けて保管しなければならない。

正しい記述です。

保管期間に関しては、一般の処方せんと同様に調剤日より3年間保管になります。

ただし、麻薬使用に関する報告などに使用することがあるので、一般の処方せんと分けて保管しておく必要があります。

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