調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問78
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 医療保険制度 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
次の1~5は、各種健康保険の加入対象者と法別番号の組み合わせである。正しいものはどれか。1つ選びなさい。
- 従業員50人規模の企業の正社員-----03
- 観光遊覧船の船長-----02
- 市役所の正職員-----32
- 国立大学の教授-----34
- 自衛官の家族-----07
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「市役所の正職員-----32」です。
法別番号32は地方公務員等共済組合なので、地方公務員である市役所の正職員はこれに該当します。
その他の選択肢については以下で説明していきます。
従業員50人規模の企業は中小企業にあたるので協会けんぽに加入することになります。
法別番号は01です。
法別番号03は日雇特例被保険者の保険です。
法別番号02は船員保険ですが、これに該当しない船舶は5トン未満の船舶、湖、川、港のみを航行する船舶、30トン未満の漁船です。
観光遊覧船は湖等のみを航行する船舶になるので船員保険の対象外です。
国立大学の教授は国家公務員の扱いになるので、法別番号31の国家公務員共済組合に加入します。
法別番号34は公立学校共済組合 日本私立学校振興・共済事業団で、公立、私立大の教授はこちらになります。
法別番号07は防衛省職員、自衛官、防衛大学学生本人のみが加入します。
自衛官の家族は法別番号31の国家公務員共済組合に加入します。
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02
正しい組み合わせは「市役所の正職員-----32」です。
健康保険の分類についての問題です。
国民は国民皆保険によりなんらかの医療保険制度が使用できますが、様々な健康保険が存在し、所属する団体や立場により異なります。
誤った組み合わせになります。
従業員50人規模の企業の正社員は協会けんぽに所属し、法別番号は01となります。
協会けんぽは主に中小企業に勤務しているサラリーマンなどが該当します。
誤った組み合わせになります。
法別番号02は船員保険ですが、船員保険は、船員として船舶所有者に使用される人を対象にした保険です。
ただし以下の船舶は除くとされています。
(a) 総トン数5トン未満の船舶
(b) 湖・川又は港内のみ航行する船舶
(c) スポーツ又はレクリエーションの用に供するヨット又はモーターボート
(d) 30トン未満の漁船の一部
今回の設問ですと、(b)に該当すると思われ、対象外となります。
正しい組み合わせです。
誤った組み合わせです。
法別番号34は公立学校共済組合、日本私立学校振興・共済事業団に該当します。
公立学校の教員や私立学校の教員が対象になります。
一方、国立大学の教員は、法別番号31の国家公務員共済組合が該当します。
誤った組み合わせです。
法別番号07は自衛官等が該当する共済組合健康保険ですが、保険者のみの保険となります。
そのため、自衛官の家族など被扶養者は、法別番号31の国家公務員共済組合の扱いになります。
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03
健康保険に関する問題です。
誤りです。
協会けんぽの加入となるので、01です。
誤りです。
船員保険は、船に乗って生活をしている人すべてが対象になるわけではありません。総トン数5t以上の船舶など条件があります。観光遊覧船は船員保険の加入条件の対象外になっています。家族経営であれば国民健康保険、また観光会社の社員であれば協会けんぽに加入することになります。
正しい組み合わせです。
誤りです。
国立大学の教授は文部科学省の職員の扱いになるので、国家公務員共済組合31の加入です。
誤りです。
自衛官の家族は、防衛省の家族の扱いとなり、国家公務員共済組合の家族で31です。
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