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調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題 2023年3月公開問題 問30

問題

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次の1~5の成分が含まれている医薬品のうち、喘息患者に対する注意が特に必要ではないものはどれか。1つ選びなさい。
   1 .
アセトアミノフェン
   2 .
アスピリン
   3 .
イブプロフェン
   4 .
イソプロピルアンチピリン
   5 .
カフェイン
( 調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 薬学一般 問30 )
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この過去問の解説 (2件)

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正解は「カフェイン」です。

その他の選択肢の成分は、解熱鎮痛に使われる成分で喘息発作を誘発するといわれており、注意が必要な物質です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解はカフェインです☕

カフェイン以外の医薬品はいずれも非ステロイド性の解熱鎮痛剤であり、これらの使用によりアスピリン喘息と呼ばれる喘息が引き起こされるリスクがあります。

その他の選択肢について詳しく説明していきます。

ただし、以下で示している疾患や病状はあくまで例であり、概ね痛みの緩和や熱を下げるために使用されています。

選択肢1. アセトアミノフェン

頭痛や筋肉痛、月経痛など様々な痛みの緩和、解熱のために使用されます。

他の解熱鎮痛剤より胃腸障害が少なく、また小児への投与も可能です。

選択肢2. アスピリン

リウマチや関節痛などの痛みの緩和、川崎病の治療などに使用されます。

出産予定日を12週間以内に控えた妊婦や小児への投与は禁止となっています。

米国ではライ症候群との関連性を示す報告もあるので、特にインフルエンザや水痘に感染している15歳未満の小児への投与は禁止されています。

選択肢3. イブプロフェン

リウマチや関節痛、神経痛などの痛みの緩和や外傷の消炎鎮痛などに使用されます。

抗炎症作用があり胃腸障害も少ないですが、小児への投与は禁止となっています。

選択肢4. イソプロピルアンチピリン

解熱、鎮痛作用が比較的強いですが、抗炎症の作用は弱いため主に他の解熱鎮痛成分と組み合わせて使用されます。

現在は一般用医薬品で唯一のピリン系の解熱鎮痛成分です。

選択肢5. カフェイン

覚醒作用や疲労感の軽減、鎮痛解熱作用の増強などが主な効能です。

カフェインは他の選択肢の医薬品とは作用機序が異なるため、喘息患者への特段の注意は必要ありません。

まとめ

解熱鎮痛剤による喘息はアスピリン喘息と呼ばれますが、アスピリン以外の医薬品でも確認されています。

また、非ピリン系の医薬品であってもリスクは変わりませんが、患者の中にはアスピリンやピリン系以外の解熱鎮痛剤なら問題ないと勘違いしている人もいます。

調剤はあくまで薬剤師の仕事ですが、調剤薬局事務として従事する際は患者から尋ねられることもあるかもしれないのでしっかり覚えましょう。

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