調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題 2023年3月公開問題 問161
この過去問の解説 (3件)
正しい選択肢は【補充療法】です。
薬物療法は、大きく原因療法、対症療法、予防療法、補充療法に分けることができます。
原因療法:抗生物質など、疾患の原因となるものを抑えて治療する方法
対症療法:解熱剤、鎮痛剤など、症状を緩和させる方法
予防療法:ワクチン、予防接種など抵抗力を高める方法
補充療法:ビタミン剤や、今回の設問のような糖尿病患者に対するインスリンのようなホルモン補充、鉄剤など、不足しているものを補う方法
正解は「補充療法」です。
I型糖尿病とは、インスリンを作る細胞が壊され、
インスリンを自分で作れなくなる病気です。
本問題は薬物療法の分類に関する問題です。
それぞれ何を目的としているか、説明できるようにしましょう。
また、それぞれの薬物療法で例を挙げられるようにしましょう。
誤りです。
免疫療法とは、身体の免疫力を高めるために必要な成分を投与する治療法です。
主に、がんの治療のために行います。
誤りです。
対症療法とは、病気の症状を抑えるための治療法です。
熱がある時に熱を下げるための解熱薬、
咳を抑えるための鎮咳薬などが当てはまります。
病気の原因を取り除くものではありません。
誤りです。
原因療法は、病気の原因を取り除くための治療法です。
例えばインフルエンザのときの、抗ウイルス薬が当てはまります。
誤りです。
物理療法とは、物理的な刺激による治療法です。
物理的な刺激とは、電流や光、水によるものなどがあります。
適度な電流を当てたり、光線を当てたり、
水に浸かったり蒸気を当てたりして、
痛みを和らげたりします。
運動療法、マッサージも物理療法の一つです。
正しいです。
補充療法とは、体内で不足している成分を注射などで補う治療法です。
Ⅰ型糖尿病ではインスリンを注射で補います。
正解は「補充療法」です。
補充療法は体内での生成が足りないものを補う治療法です。
誤りです。
免疫療法とは、免疫力を強化し、病気を治す方法です。「がん」の治療で用いられる療法です。
誤りです。
対症療法とは、症状に対してその症状を抑えるための療法です。たとえば、発熱に対する解熱鎮痛剤がその例です。
誤りです。
原因療法とは病気の原因を取り除く治療です。結核に対するペニシリンがその例です。
誤りです。
物理療法はリハビリで温熱器具などを用いて行う治療を指します。
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