調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問190
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 薬学一般 問190 (訂正依頼・報告はこちら)
糖尿病患者に対するインスリン注射は何療法にあたるか。次の1~5の中から1つ選びなさい。
- 原因療法
- 免疫療法
- 物理療法
- 補充療法
- 対症療法
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は「補充療法」です。
膵臓のインスリンの分泌が悪くなることで血糖値が上がることが原因の一つです。そのインスリンを注射で補っているので、補充療法です。
誤りです。
原因療法は病気の原因をそのものを取り除くものです。結核に対するペニシリンが代表例です。
誤りです。
免疫療法とは、免疫力を強化し、病気を治す方法です。「がん」の治療で用いられる療法です。
誤りです。
物理療法はリハビリで温熱器具などを用いて行う治療を指します。
誤りです。
対症療法は病気の症状に対して和らげることが目的です。
たとえば、風邪のときに喉が痛ければトローチとか、熱があれば解熱剤を投与するとかが代表例です。
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02
正解は「補充療法」です。
薬物による治療はその働きによって、原因療法、対症療法、補充療法、予防療法に分類されます。
原因療法☣は病気の原因を根本的に除去、抑制することを目的としています。
対症療法💊は病気の症状を抑えることを目的としています。
補充療法💧は体内で不足している成分を補うことを目的としています。
予防療法💉はその名の通り、病気にかからないための治療法です。
糖尿病は糖を分解するホルモンのインスリンが十分に働かないために起こる疾患であり、体内で不足しているインスリンを補うための治療なので、補充療法にあたります。
例えば、結核患者に対して結核菌の死滅を目的として抗生物質であるペニシリンを投与するような治療法を指します。
免疫療法は免疫を調節することで病原体に打ち勝とうとする治療法です。
予防療法もこの一つです。
物理療法とは怪我や手術後などで身体を正常に動かせない状態を改善するための治療法です。
リハビリや電気マッサージなどが当てはまります。
例えば、風邪を引いて咳が出るときに咳止めを投与するような治療法です。
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