調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年12月公開問題
問2

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年12月公開問題 保険薬局事務 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5はリフィル処方箋の取り扱いについて述べたものである。誤っているのはどれか。1つ選びなさい。
  • リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後7日以内とする。
  • 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。
  • 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。
  • リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。
  • 湿布薬には処方制限があるが制限を超えていなければリフィル処方箋として認められる。

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この過去問の解説 (2件)

01

リフィル処方箋の取り扱いに関する問題です。

選択肢1. リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後7日以内とする。

正しい記述です。

選択肢2. 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。

正しい記述です。

選択肢3. 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。

正しい記述です。

選択肢4. リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。

正しい記述です。

選択肢5. 湿布薬には処方制限があるが制限を超えていなければリフィル処方箋として認められる。

誤りです。

湿布薬には一処方につき63枚までの処方制限があります。制限を超えている超えていないにかかわらず、湿布薬のある処方箋はリフィル処方箋の対象外です。

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02

誤った記述は「湿布薬には処方制限があるが制限を超えていなければリフィル処方箋として認められる。」です。

アメリカなどでは以前より導入されていた制度ですが、日本では2022年4月より導入されました。

選択肢1. リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後7日以内とする。

正しい記述です。

リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、次回調剤予定日のその前後7日以内とすることとなっています。

選択肢2. 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。

正しい記述です。

通常の処方箋と大きく様式が変わりませんので注意が必要です。

選択肢3. 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。

正しい記述です。

2回目以降の保険薬局の変更は可能ですが、継続的な管理のため設問のような対応が求められます。

選択肢4. リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。

正しい記述です。

リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うこと。となっています。

必要に応じて情報提供、必要であれば調剤をせずに受診勧奨を行うこともあります

選択肢5. 湿布薬には処方制限があるが制限を超えていなければリフィル処方箋として認められる。

誤った記述です。

新薬、向精神薬など投薬量に限度が定められている医薬品及び湿布薬は、リフィル処方箋の対象外となります。

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