中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
財務・会計 問3

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成28年度(2016年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

のれんに関する記述として最も適切なものはどれか。
  • 「中小企業の会計に関する指針」では、のれんの償却を行わないとしている。
  • のれんとは、被合併会社から受け継ぐ総資産額が被合併会社の株主に交付される金額よりも大きいときに計上される。
  • のれんの償却期間は最長5年である。
  • のれんはマイナスの金額になることもあり、その場合、発生時の損益計算書に特別利益として計上される。

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この過去問の解説 (2件)

01

1は、中小企業の会計に関する指針に、
のれんを償却しないとは定められておりません。
2は、受け継ぐ総資産額が株主に交付される金額より小さい場合も、
負ののれんとして発生します。
3は、会計基準の償却期間は最長20年です。
4は、正しいです。

よって、正解は4.になります。

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02

のれんに関する問題です。

選択肢1. 「中小企業の会計に関する指針」では、のれんの償却を行わないとしている。

「中小企業の会計に関する指針」では、のれんの償却を行わないとは定めていません

選択肢2. のれんとは、被合併会社から受け継ぐ総資産額が被合併会社の株主に交付される金額よりも大きいときに計上される。

のれんとは、被合併会社の株主に交付される金額が被合併会社から受け継ぐ総資産額よりも大きいときに計上されます。

選択肢3. のれんの償却期間は最長5年である。

のれんの償却期間は最長20年です。

選択肢4. のれんはマイナスの金額になることもあり、その場合、発生時の損益計算書に特別利益として計上される。

正解の選択肢となります。

のれんがマイナスの金額になることを「負ののれん」といいます。

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