問題
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近年、保育や介護の現場における人手不足が社会問題となっている。この問題に対処するための方策として、これらに関わる職種の賃金の引き上げが検討されることがある。そこで、賃金の引き上げと労働供給の関係を考察することにした。
下図を参考にしながら、次の文中の空欄A〜Dに当てはまる語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
人手不足を解消するためには、現在働いていない人に新規に就労してもらうか、あるいは現在パート勤務などの短時間労働の人に今までよりも長い時間働いてもらうことが必要である。
すでに働いている人が賃金の上昇によってもっと働くようになるかどうかは、代替効果と所得効果によって決まる。賃金の上昇は、( A )効果によって労働供給を増やし、( B )効果によって労働供給を減らす。両者の関係は、通常、低い賃金水準では( C )効果の方が大きく、高い賃金水準では( D )効果の方が大きい。したがって、現在の賃金が低い水準であるならば、賃上げは、労働時間を増やして人手不足の解消に寄与する。逆に、もし現在の賃金が高い水準にあるとすれば、賃上げは労働時間を減らすことになる。
下図を参考にしながら、次の文中の空欄A〜Dに当てはまる語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
人手不足を解消するためには、現在働いていない人に新規に就労してもらうか、あるいは現在パート勤務などの短時間労働の人に今までよりも長い時間働いてもらうことが必要である。
すでに働いている人が賃金の上昇によってもっと働くようになるかどうかは、代替効果と所得効果によって決まる。賃金の上昇は、( A )効果によって労働供給を増やし、( B )効果によって労働供給を減らす。両者の関係は、通常、低い賃金水準では( C )効果の方が大きく、高い賃金水準では( D )効果の方が大きい。したがって、現在の賃金が低い水準であるならば、賃上げは、労働時間を増やして人手不足の解消に寄与する。逆に、もし現在の賃金が高い水準にあるとすれば、賃上げは労働時間を減らすことになる。
1 .
A:所得 B:代替 C:所得 D:代替
2 .
A:所得 B:代替 C:代替 D:所得
3 .
A:代替 B:所得 C:所得 D:代替
4 .
A:代替 B:所得 C:代替 D:所得
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成29年度(2017年) 問18 )