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中小企業診断士の過去問 平成29年度(2017年) 経済学・経済政策 問19

問題

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日本は諸外国に比べて労働時間が長いため、休日の過ごし方が重要である。ある共働きの夫婦について休日の過ごし方を考える。夫の趣味は水泳であり、妻の趣味はジョギングである。2人とも自分の好きなことに付き合って欲しいので、基本的には、別々の行動はとりたくない。下表の利得マトリックスは、夫婦の戦略(水泳とジョギング)とそれにより得られる利得を示したものである。カッコ内の左側が夫の利得、右側が妻の利得である。
このゲームに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a:このゲームには、支配戦略がある。
b:夫と妻がともに水泳をするとき、夫と妻のどちらかが戦略を変えると、戦略を変えた方の利得が下がるので、(水泳、水泳)はナッシュ均衡である。
c:夫と妻がそれぞれ自分の趣味を選ぶとき、夫と妻のどちらかが戦略を変えると、戦略を変えた方の利得が下がるので、(水泳、ジョギング)はナッシュ均衡である。
d:夫の戦略としては、妻がジョギングがよいといえばジョギングに行くのがよく、また、水泳がよいといえば水泳に行くのがよい。
問題文の画像
   1 .
aとb
   2 .
aとd
   3 .
bとc
   4 .
bとd
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成29年度(2017年) 問19 )
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この過去問の解説 (2件)

2
a:支配戦略とは、相手の戦略によらず、自らの利得が大きくなる戦略です。
支配戦略はないので不適切です。

b:適切です。

c:夫婦の趣味は、
夫:水泳、妻:ジョギング
となっており、それぞれの利得は、
夫:10、妻:12です。
この場合、どちらが変えても利得は増えるので不適切です。

d:適切です。

よって正解は4です。

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0

ゲーム理論の問題です。

a 不適切です。支配戦略とは、他人の戦略に関わらず自分の利得が最大になる戦略のことです。今回は相手の利得によって戦略が変わるため支配戦略はありません。

b 適切です。

c 不適切です。(水泳、ジョギング)の戦略から、(ジョギング、ジョギング)、(水泳、水泳)にそれぞれ夫と妻が戦略を変えるといずれの場合も利得は上がります。

d 適切です。

選択肢1. aとb

不適切です。

選択肢2. aとd

不適切です。

選択肢3. bとc

不適切です。

選択肢4. bとd

適切です。

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