中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問22
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
以下の損益計算書について、下記の設問に答えよ。
損益計算書
営業利益 150百万円
支払利息 50
税引前利益 100百万円
税金(40%) 40
税引後利益 60百万円
なお、当期の総資産は1,500百万円(= 有利子負債1,000百万円 + 株主資本500百万円)とする。
また、当社ではROAを営業利益 ÷ 総資産と定義している
営業利益は経営環境によって変動する。したがって、投下資本を一定とした場合、それに応じてROAも変動する。ROAが15%に上昇した場合、ROEは何%になるか、最も適切なものを選べ。
損益計算書
営業利益 150百万円
支払利息 50
税引前利益 100百万円
税金(40%) 40
税引後利益 60百万円
なお、当期の総資産は1,500百万円(= 有利子負債1,000百万円 + 株主資本500百万円)とする。
また、当社ではROAを営業利益 ÷ 総資産と定義している
営業利益は経営環境によって変動する。したがって、投下資本を一定とした場合、それに応じてROAも変動する。ROAが15%に上昇した場合、ROEは何%になるか、最も適切なものを選べ。
- 17%
- 21%
- 35%
- 39%
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この過去問の解説 (2件)
01
ROAは営業利益 ÷ 総資産であらわされるため、投下資本を一定とした場合にROAが15%になる時の営業利益は、225百万円となります。
(X÷1,500百万円=0.15→X=225百万円)
この時の税引後利益は、105百万円となります。
((225-50)×0.6=105)
ROEは税引後利益÷自己資本であらわされるため、
105÷500=0.21=21%
となります。
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02
ROEの計算式を把握しているかが焦点となります。
ROAは営業利益 ÷ 総資産と定義していますが、
ROEの計算式は、税引後利益 ÷ 純資産となります。
まず、ROAが15%に上昇した場合の営業利益は、
1,500百万円×15%=225百万円です。
次に税引後利益は、
(225百万円-50百万円)×(1-0.4)=105百万円となります。
投下資本は一定のため、純資産は500百万円です。
よって、ROE=105百万円÷500百万円=0.21となりますので、回答は21%です。
上記説明より、不適切です。
正解です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
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