中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問23

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

以下の損益計算書について、下記の設問に答えよ。

  損益計算書
営業利益  150百万円
支払利息   50
税引前利益 100百万円
税金(40%) 40
税引後利益  60百万円

なお、当期の総資産は1,500百万円(= 有利子負債1,000百万円 + 株主資本500百万円)とする。
また、当社ではROAを営業利益 ÷ 総資産と定義している

ROAの変動に対してROEの変動を大きくさせる要因として、最も適切なものはどれか。
  • 安全余裕率
  • 売上高営業利益率
  • 負債比率
  • 流動比率

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この過去問の解説 (2件)

01

3が適切です。

ROEは税引後利益÷自己資本であらわされます。
総資産の負債比率の変動に合わせて自己資本比率は変動することになるため、負債比率の変動はROEを変動させる要因となります。

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02

ROEの変動に関する問題です。

ROEの計算式は「税引前当期純利益÷自己資本」です。

よってROEの変動要因は税引前当期純利益と自己資本の変動です。

選択肢の中でこれらに影響があるのは、負債÷自己資本で求められる負債比率のみです。

選択肢1. 安全余裕率

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 売上高営業利益率

上記説明より、不適切です。

選択肢3. 負債比率

正解です。

選択肢4. 流動比率

上記説明より、不適切です。

参考になった数2