FP2級の過去問
2017年9月
学科 問17
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2017年9月 学科 問17 （訂正依頼・報告はこちら）
任意加入の自動車保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 対人賠償保険では、被保険者が自動車事故により他人を死傷させ法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険から支払われるべき部分を除いて保険金支払いの対象となる。
- 対物賠償保険では、被保険者が自動車を運転中に他の自動車に誤って追突し、相手車両の損害に対して法律上の損害賠償責任を負った場合、保険金支払いの対象となる。
- 人身傷害補償保険では、自動車事故により被保険者が死傷した場合、被保険者自身の過失部分を除いた損害についてのみ、保険金支払いの対象となる。
- 車両保険では、特約を付帯しない場合、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする損害は保険金支払いの対象とならない。
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （3件）
01
自動車事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険ではカバーしきれない超過部分の支払を補償する保険です。
2.適切
対物賠償保険では、自動車事故で相手車両の損害に対して、法律上の損害賠償責任を負った場合、保険金支払いの対象となります。
3.不適切
人身傷害補償保険では、自動車事故により被保険者が死傷した場合、被保険者自身の過失割合に関係なく、示談の結果も待たずに損害の全額が保険金支払いの対象となります。
4.適切
車両保険では、自分が所有する自動車が事故により損害を被った場合などに補償される保険です。ただし、地震、噴火、津波による被害は支払対象外となります。
参考になった数10
この解説の修正を提案する
02
対人賠償保険は、自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）では賄いきれない部分をカバーするための保険です。
つまり自動車を運転している際に相手を死傷させ、賠償責任を負った場合、自賠責保険を超える部分に対して保険金が支払われます。
2.適切
対物賠償保険は、自動車事故で相手の車や物に損害を与え、賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。
3.不適切
人身傷害補償保険は、車に搭乗中の事故で死傷した場合に保険金が支払われます。
過失の有無は関係ありません。
4.適切
特約を付帯していない通常の車両保険では、地震・噴火またはこれらによる津波により被った損害に関しては、補償の対象外です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
対人賠償保険とは、自動車事故により他人を死傷させて損害賠償責任を負った場合に、自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）では補償しきれない部分を補償するための保険です。
２．適切です。
対物賠償保険では、自動車事故で相手車両の損害に対して法律上の賠償責任を負った場合、保険金支払いの対象となります。
３．不適切です。
人身傷害補償保険では、被保険者自身の過失部分を含めて、実際に発生した損害すべてについて保険金支払いの対象となります。
４．適切です。
車両保険において特約を付帯しない場合、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする損害は保険金支払いの対象となりません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題（問16）へ
2017年9月問題一覧
次の問題（問18）へ