FP2級の過去問
2017年9月
学科 問26
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問題
FP技能検定2級 2017年9月 学科 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
金融派生商品に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、原資産を、あらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引である。
- オプションの売り手は、オプションを行使する権利を有するが、その権利を放棄することもできる。
- 先物取引には、証拠金を預けることによって、それよりも多額の取引ができるという現物取引にはない特徴があり、これをレバレッジ効果という。
- 現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引という。
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この過去問の解説 (3件)
01
オプション取引とは、ある商品を将来の特定の日に、現時点で決めた価格で売買する権利を売買する取引です。
2:不適切
オプション取引では売買する権利を取引するため、オプションの買い手は権利を放棄できます。売り手は権利を放棄することはできません。
3:適切
先物取引とは、ある商品を将来の特定の日に、現時点で決めた価格で売買することを約束する取引です。少ない証拠金で多額の取引ができるのが特徴です。
4:適切
ヘッジ取引とはリスクを回避する手段として生まれたものですが、それ自体収益を狙う投機手段としても利用されています。
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02
オプション取引とは、将来のある期日またはある期間内に、決められた価格で原資産を売買する「権利」を売買することです。
2.不適切
オプション取引において、権利を行使するか放棄するかは、その時の市場価格を見て買い手側が決めることができます。
ただし、権利を放棄した場合、最初に払ったオプション料は売り手側のものになります。
3.適切
レバレッジ効果とは、先物取引などで一定の証拠金を預けることにより数倍から数十倍の取り引きができるというものです。
その分利益も大きくなりますが、損失が大きくなる可能性もあります。
4.適切
ヘッジ取引とは、先物取引やオプション取引において、価格変動の影響を避けるために、保有資産とは反対のポジション(一方が「売り」なら他方は「買い」)を取ることをいいます。
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03
オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、原資産を、あらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引です。
2.不適切です。
オプションを行使する権利を有するのも、その権利を放棄することができるのも、オプションの買い手です。
3.適切です。
先物取引には、証拠金を預けることによって、それよりも多額の取引ができ、これをレバレッジ効果といいます。
4.適切です。
現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引といいます。
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