FP2級の過去問
2017年9月
学科 問25
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問題
FP技能検定2級 2017年9月 学科 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
株式の投資指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- PBRは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標である。
- PERは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標である。
- 配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。
- 配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。
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この過去問の解説 (3件)
01
PBR(株価純資産倍率)は、投資尺度の一つで、
PBR=株価÷1株当たり純資産額
で求めることができます。
つまり株価が1株当たり純資産額の何倍かを求め、数値が高い方が割高だと判断します。
2.不適切
PER(株価収益率)は、
PER=株価÷1株当たり当期純利益
で求めることができます。
株価が1株当たり純利益の何倍かを求め、数値が高いほど割高だと判断します。
3.適切
配当性向とは、当期純利益の中で配当金が占める割合を示しています。
つまり企業が純利益の中から、どれぐらいの配当金を株主に還元しているかを知ることができます。
配当性向=年間配当金÷当期純利益×100
で求めます。
4.不適切
配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合のことです。
配当利回り=年間配当金÷株価×100
で求めます。
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02
PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標です。
2.不適切です。
PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標です。
3.適切です。
配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標です。
4.不適切です。
配当利回りは、株価に対する配当金の割合を示す指標です。
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03
2:PERは株価収益率です。株価が1株あたり、純利益の何倍になっているかをみる指標です。
3:配当性向は、純利益に対する配当金の割合をみる指標です。
4:配当利回りは、投資額(株価)に対する配当金の割合をみる指標です。
よって、正解は3 となります。
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