FP2級の過去問
2017年9月
学科 問27

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問題

FP技能検定2級 2017年9月 学科 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に基づくファンドAとファンドBの過去5年間の運用パフォーマンスの比較評価に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
  • (ア)2.5 (イ)ファンドA
  • (ア)2.5 (イ)ファンドB
  • (ア)3.1 (イ)ファンドA
  • (ア)3.1 (イ)ファンドB

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この過去問の解説 (3件)

01

シャープレシオとは、リスクを負うことによって、どれだけ効率的に収益を上げられたのかを測る指標です。下記の計算式にあてはめて算出します。

・シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率ー無リスク資産の利子率)÷標準偏差
・ファンドA=(10.3-1.0)÷3=3.1
・ファンドB=(3.5-1.0)÷1=2.5

上記の結果より、数値の高い方がリスクに対応したリターンを得ていると判断されることから、ファンドAが評価が高くなります。

よって、正解は3 . (ア)3.1 (イ)ファンドA となります。

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02

シャープレシオとは、リスクに対してどれだけのリターンを得られるかを表す指標であり、シャープレシオが高い商品の方が優れた商品であると言われています。

シャープレシオ=(ポートフォリオの実績収益率ー無リスク資産の利子率)÷標準偏差
で表します。

ファンドAのシャープレシオ
=(10.3-1.0)÷3.0=3.1

ファンドBのシャープレシオ
=(3.5-1.0)÷1.0=2.5 

以上より、ファンドAの方が優れた商品と言えます。

よって(ア)3.1 (イ)ファンドA
であり、正解は3です。

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03

ポートフォリオとは、金融商品の具体的な組み合わせを意味します。
その運用パフォーマンスを評価するシャープレシオとは、リスク1単位に対してどれだけのリターンがあったかを示す指標のことです。

シャープレシオ=(ポートフォリオの実績収益率-無リスク金利)÷標準偏差

で求めることができます。

ファンドA (10.3-1.0)÷3.0=3.1
ファンドB (3.5-1.0)÷1.0=2.5

シャープレシオの値が大きい方が、投資効率が良い優れた金融商品であるということになります。
つまり過去5年間に関しては、ファンドAの方が効率よく運用されているという意味です。

つまり(ア)3.1、(イ)ファンドAという組み合わせとなるため、正解は3です。

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