FP2級の過去問
2017年9月
実技 問83

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問題

FP技能検定2級 2017年9月 実技 問83 (訂正依頼・報告はこちら)

成田美千代さん(42歳)が保険契約者(保険料負担者)および被保険者として加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値を選択しなさい。
なお、保険契約は有効に継続しているものとし、美千代さんはこれまでに<資料>の保険から、保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
また、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。
問題文の画像
  • (ア)16(万円) (イ)170(万円) (ウ) 90(万円)
  • (ア) 9(万円) (イ)150(万円) (ウ) 60(万円)
  • (ア) 9(万円) (イ)170(万円) (ウ)160(万円)
  • (ア)10(万円) (イ) 70(万円) (ウ)160(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

(ア)の事例
資料:保険証券1より
 ・12日間:入院 → 5,000円×12日= 60,000円
 ・退院後、10日間通院: → 3,000円×10日= 30,000円
 ・60,000円+30,000円=90,000円
∴(ア)の金額は、9万円と算出されます。

(イ)の事例
資料:保険証券1より
 ・20日間:入院 → 5,000円×20日= 100,000円
 ・手術給付金は40倍: → 5,000円×40倍= 200,000円

資料:保険証券2より
 ・初めてガンと診断された → 1,000,000円
 ・20日間:入院 → 10,000円×20日= 200,000円
 ・ガン手術給付金 → 200,000円
∴資料1+資料2より:(イ)の金額は、170万円と算出されます。

(ウ)の事例
資料:保険証券1より
 ・死亡保険金 → 150万円

資料:保険証券2より
 ・死亡保険金 → 10万円

∴資料1+資料2より:(ウ)の金額は、160万円と算出されます。

以上のことから、正解は、3 となります。

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02

【正解 3】

[ア]9(万円)
突発性難聴で12日間の入院と10日間の通院ですので、保険証券1を参照します。
疾病入院給付金:日額5,000円×12日間=6万円
通院給付金:日額3,000×10日間=3万円
となり、合計9万円となります。

[イ]170(万円)
初めてのガンで20日間入院し、手術(給付倍率40倍)ですので、次の保障を受ける事ができます。
〈保険証券1〉
疾病入院給付金:日額5,000円×20日間=10万円
手術給付金:5,000円×40倍=20万円
〈保険証券2〉
ガン診断給付金:100万円
ガン入院給付金:日額1万円×20日間=20万円
ガン手術給付金:20万円
となり、合計170万円となります。

[ウ]160(万円)
現時点で死亡した場合、次の保障を受け取る事ができます。
〈保険証券1〉
死亡保険金:150万円
〈保険証券2〉
死亡給付金:10万円
となり、合計160万円となります。

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03

正解 3. (ア)9万円 (イ)170万円 (ウ)160万円

(ア)ガン以外の疾病ですので、保険証券1の保障内容の給付金を受けることができます。
・入院給付金 日額5,000円×12日間=6万円
・通院給付金 日額3,000円×10日間=3万円
・合   計 6万円+3万円=9万円

(イ)初めてガンと診断され、入院・手術を受けたので、保険証券1の医療保障及び保険証券2のガン保険に関する保障を受けることができます。
〈医療保険〉
・疾病入院給付金 日額5,000円×20日間=10万円
・手術給付金(給付倍率40倍)5,000円×40倍=20万円
〈ガン保険〉
・ガン診断給付金 100万円
・ガン入院給付金 日額1万円×20日間=20万円
・ガン手術給付金 20万円
・合 計 10万円+20万円+100万円+20万円+20万円 = 170万円

(ウ)交通事故で即死した場合、保険証券1〈医療保険〉の死亡給付金および保険証券2〈ガン保険〉の死亡給付金が保障されます。
・〈医療保険〉死亡給付金150万円
・〈ガン保険〉死亡給付金10万円
・合 計 150万円+10万円=160万円

よって、(ア)9万円 (イ)170万円 (ウ)160万円 となり
「3」が正解となります。

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