FP2級の過去問
2017年9月
実技 問117

国民健康保険、健康保険の任意継続被保険者に関することをみていきます。
被保険者が会社を退職した場合、健康保険の被保険者の資格はなくなるのですが、一定の要件を満たせば、退職後2年間、退職前の健康保険に加入することができます。この場合の保険料は被保険者が全額負担となります。

・要件：継続して2カ月以上被保険者期間がある
・要件：退職後20日以内に申請

健康保険や国民健康保険の被保険者が75歳になると、健康保険や国民健康保険の被保険者資格を喪失し、後期高齢者医療制度の被保険者となります。

よって、正解は（イ）６．75歳、となります。

【正解 6】

国民健康保険は原則として会社の保険に加入している方、またその方に扶養されている方や生活保護を受けている方を除き、75歳に達するまでの方が加入することとなっています。

被保険者が75歳になると「後期高齢者医療制度」の被保険者となります。「後期高齢者医療制度」の被保険者が医療サービスを受けた場合、窓口で払う一部負担金の割合は原則として1割、一定以上の所得がある場合には3割を負担する必要があります。

正解は6、です。

国民健康保険に関する問題です。

国民健康保険は、会社員（およびその家族）以外の人が加入するものです。

健康保険、国民健康保険いずれの被保険者も、75歳以上になると、後期高齢者医療制度の被保険者となります。

よって（イ）にあてはまるのは、75歳となります。