FP2級の過去問
2018年1月
学科 問24

債券の利回りには4種類ありますが、何について問われているかしっかり見極めていくことが重要です。利回り計算では、購入した時期・金額、売却した時期・金額に着目していきます。

設問より、所有期間利回りと判断します。（10年物を4年間で売却より）
・次の所有期間利回りの計算式に当てはめていきます・
①（売却価格－購入価格）÷所有期間
②　①＋表面利率
③　②÷購入価格×１００

①(98.8－98)÷4＝0.2
②　0.2＋0.9＝1.1
③　1.1÷98×100＝1.12…
　∴1.12％

よって、正解は４となります。

【正解 4】

債権の利回り計算の問題です。
所有期間利回り（単利）の式は下記になります。

〔{表面利率＋(売却価格－購入価格)÷所有年数}÷購入価格〕×100

式に当てはめますと、〔{0.9＋(98円80銭－98円)÷4年間}÷98円〕×100＝1.12244

小数点以下第3位を四捨五入とありますので1.12％が正解となります。

正解は4．です。

所有期間利回りは、下記の式で計算します。

・（売却価格－購入価格）÷所有年数
・上で出た数値に表面利率を足す
・上で出た数値を購入価格で割る
・上で出た数値に100を掛ける

（98円80銭－98円）÷4年＝0.2
0.2＋表面利率0.9＝1.1
1.1÷購入価格98円＝0.0112244…
0.112244×100＝1.12244

よって4．の　1.12％となります。