FP2級の過去問
2018年1月
学科 問25

PERは、１株当たりの利益と株価の関係で、株価が１株当たりの利益の何倍になっているかを見る投資指標です。PERが低いほうが割安といえます。
・PER＝株価÷１株当たりの利益

　Ａ社：500円÷50円＝10.0倍
　Ｂ社：350円÷70円＝5.0倍
∴Ａ社＞Ｂ社…①

PBRは、１株当たりの純資産と株価の関係で、株価が１株当たりの純資産の何倍になっているかを見る投資指標です。PBRが低いほど割安といえます。

・PBR＝株価÷１株当たりの純資産
　Ａ社：500円÷125円＝4.0倍
　Ｂ社：350円÷175円＝2.0倍
∴Ａ社＞Ｂ社…②

上記①と②より、PERとPBRどちらもＢ社のほうが割安といえます。

よって、正解は４となります。

正解は4．です。

PER（株価収益率）とは、株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかをみる投資指標です。数値が高いほど割高、低いほど割安と判断されます。

PBR（株価純資産倍率）とは、株価が1株あたりの純資産の何倍になっているかをみる投資指標です。数値が高いほど割高、低いほど割安と判断されます。

設問のケースでは、下記のようになります。
A社のPER→500円÷50円＝10.0倍
B社のPER→350円÷70円＝5.0倍

A社のPBR→500円÷125円＝4.0倍
B社のPBR→350円÷175円＝2.0倍


よって、PER、PBRいずれも、B社の方が割安と評価できます。

【正解 4】

PERとは株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかをみる指標です。PERは低いほど割安と判断されます。
PERを求める式は下記になります。

PER＝株価÷1株あたりの純利益


PBRとは株価が1株あたりの純資産の何倍になっているかをみる指標です。PBRも低いほど割安と判断されます。
PBRを求める式は下記になります。

PBR＝株価÷1株あたりの純資産


今回のケースですと、

A社のPER→500円÷50円＝10.0倍
B社のPER→350円÷70円＝5.0倍

A社のPBR→500円÷125円＝4.0倍
B社のPBR→350円÷175円＝2.0倍

となり、PER、PBR共にB社の株の方が割安といえます。