FP2級の過去問
2018年1月
実技 問97
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問題
FP技能検定2級 2018年1月 実技 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
会社員の杉山慎二さんは、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある有馬さんに相談をした。なお、下記のデータは平成30年1月1日現在のものである。
設例
慎二さんは、子どもの学費等の支出が負担になっていることから、終身保険Aの保険料を軽減したいと考えており、FPの有馬さんに相談をした。保険料の軽減方法に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものは○、不適切なものは×の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
(ア)払済保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、払済保険へ変更すると、基本的に保険期間が有期になるが、その間は現在の保険金額を維持することができる。
(イ)延長保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、延長保険へ変更すると、基本的に現在よりも保険金額が減額されるが、終身保障を維持することができる。
(ウ)保険金額を減額(一部解約)することにより、保険料の支払いを少なくすることができる。なお、保険金額を減額しても、終身保障を維持することができる。
設例
慎二さんは、子どもの学費等の支出が負担になっていることから、終身保険Aの保険料を軽減したいと考えており、FPの有馬さんに相談をした。保険料の軽減方法に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものは○、不適切なものは×の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
(ア)払済保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、払済保険へ変更すると、基本的に保険期間が有期になるが、その間は現在の保険金額を維持することができる。
(イ)延長保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、延長保険へ変更すると、基本的に現在よりも保険金額が減額されるが、終身保障を維持することができる。
(ウ)保険金額を減額(一部解約)することにより、保険料の支払いを少なくすることができる。なお、保険金額を減額しても、終身保障を維持することができる。
- (ア)◯ (イ)✕ (ウ)✕
- (ア)◯ (イ)◯ (ウ)✕
- (ア)✕ (イ)◯ (ウ)✕
- (ア)✕ (イ)✕ (ウ)◯
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この過去問の解説 (3件)
01
払済保険とは、契約を継続しながら保険料の払い込みを止めて、その時点の解約返戻金をもとに、元の契約と同じ種類の保険の一時払い契約に変更する方法です。変更することで、変更前の契約より保障額が少なくなりますが、保険期間は変わりません。
(イ)×
延長保険とは、生命保険の保険料の払い込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、保険金額を変えないで保険期間を短い保険に変更する方法です。
(ウ)〇
保険料の払い込みを継続しながら、保険料の支払いを少なくすることができます。なお、保険金額を減額しても、終身保障は維持することができます。
よって、正解は4 . (ア)✕ (イ)✕ (ウ)◯ となります。
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02
(ア) ×
払済保険とは、保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金をもとに、一時払いで同じ種類の保険に変更することをいいます。
・メリット 保険期間は、元の契約と同じです。
・デメリット 保険金額は、元の契約よりも少なくなります。特約は消滅します。
(イ) ×
延長保険とは、保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金をもとに、一時払いの定期保険に変更することをいいます。
・メリット 保険金額は、元の契約と同じです。
・デメリット 保険期間は、元の契約よりも短くなります。特約は消滅します。
(ウ) 〇
現在の保険金額を減額することで、保険料の支払いを少なくすることができます。保険金額が減額されるだけで、それ以外の契約には影響を及ぼさないため、終身保証を維持することができます。
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03
(ア)✕
払済保険とは保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金を元に一時払いで元の契約と同じ種類の保険に変更することです。
保険期間は元のままですが、保険金額は元より少なくなります。また特約部分は消滅します。
(イ)✕
延長保険とは保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金をもとに、元の契約の保険金額を変えないで、一時払いの定期保険に変更することです。
保険金額は元のままですが、保険期間は元より短くなります。また特約部分は消滅します。
(ウ)◯
保険金額を減額(一部解約)することにより、保険料の支払いを少なくすることができます。なお、保険金額を減額しても、終身保障を維持することができます。
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