FP2級の過去問
2018年9月
学科 問17

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問題

FP技能検定2級 2018年9月 学科 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
  • 普通傷害保険では、細菌性食中毒は補償の対象となる。
  • 家族傷害保険では、被保険者本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子は補償の対象となる。
  • 交通事故傷害保険では、道路通行中または交通乗用具に搭乗中の交通事故および交通乗用具の火災によるケガを補償の対象としており、エレベーターも交通乗用具に含まれる。
  • 海外旅行傷害保険では、海外旅行中の地震によるケガは補償の対象となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適切なのは1です。

1)不適切な内容で正解肢です。
細菌性食中毒は対象外です。なお、繰り返し問われている論点ですので、暗記しておきましょう。

2)適切な内容です。
「別居の未婚の子」は対象です。損害保険の考え方において、よく出てくるワードですので覚えましょう。

3)適切な内容です。
エレベーター、エスカレーターも対象となります。

4)適切な内容です。
海外旅行中の地震による損害も対象となります。

参考になった数2

02

1.不適切
普通傷害保険は、日常生活で起こる傷害を補償する保険です。細菌性食中毒は、日常生活で起こる傷害ではありませんので、補償対象外となります。

2.適切
家族傷害保険は、補償内容は普通傷害保険と同じですが、本人、配偶者、生計を一のする別居の未婚の子が対象となります。

3.適切
交通事故傷害保険は、国内外で起きた交通事故、建物や乗り物の火災などによる障害を補償します。エレベーターやエスカレータの事故なども補償の対象となります。

4.適切
海外旅行傷害保険は、海外旅行中の傷害を補償する保険です。家を出てから帰宅するまでの傷害が対象となりますので、海外旅行中の地震によるケガは補償の対象となります。

よって、正解は1となります。

参考になった数1

03

1.が不適切です。

1.不適切です。
普通傷害保険は、急激・偶然・外来のすべての要件を満たす事故によるケガが補償の対象となります。細菌性食中毒やウイルス性食中毒は疾病とみなされ、補償の対象となりません。

2.適切です。
家族傷害保険は、「本人」だけでなく「本人の配偶者」、本人または配偶者と生計を共にする「同居の親族と別居の未婚の子」が補償の対象となります。

3.適切です。
交通事故傷害保険の補償の対象となる乗り物は、電車、自動車、バイク(原付バイクを含む)、自転車、飛行機、船舶です。さらに、モノレールやケーブルカー、ロープウェイ、エレベーターやエスカレーターも含まれます。

4.適切です。
海外旅行傷害保険は、地震、噴火、津波を原因とするケガは、補償の対象となります。国内旅行傷害保険は、同じ原因でも補償の対象となりません。

参考になった数1