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FP2級の過去問 2018年9月 実技 問65

問題

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下記<資料>は、千田さんが同一の特定口座内で行ったPA株式会社の株式の取引に係る明細である。千田さんが2018年9月3日に売却した1,000株について、譲渡所得の取得費の計算の基礎となる1株当たりの取得価額として、正しいものはどれか。なお、計算結果について円未満の端数が生じる場合には切り捨てること。
問題文の画像
   1 .
500円
   2 .
560円
   3 .
580円
   4 .
620円
( FP技能検定2級 2018年9月 実技 問65 )
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この過去問の解説 (3件)

4
譲渡所得は次の計算式で求めます。
・譲渡収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除

資料のように、株式を2回にわたり購入している場合の取得費は加重平均で計算することになります。

・2016年:1,000株×5,000円=5,000,000円
・2017年:2,000株×6,200円=12,400,000円
なお、2017年10月に株式分割していますので2016年分と2017年分株数が10倍になっています。
このことから株数は10,000株と20,000株となります。

∴譲渡所得=(5,000,000円+12,400,000円)÷(10,000株+20,000株)
=17,400,000円÷30,000株
=580円

よって、正解は3.となります。

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2
特定口座内の同一銘柄の株式に関して、
売却による譲渡所得(もうけ)の「取得費」の(計算の)基礎となる取得価額(買付総額)は、
(該当する期間中に取得した分の)最初の取得から最後の取得までの買付価額を、総平均法によって求めます。

・買付総額の計算
(取得)単価5,000円×1,000株=5,000,000円
(取得)単価6,200円×2,000株=12,400,000円
5,000,000円+12,400,000円=17,400,000円

・株式分割時の保有株数の計算
1:10の株式分割によって
(1,000株+2,000株)×10株=30,000株
保有になっています。

・1株あたりの取得価額(単価)の計算
17,400,000円÷30,000株=580円

2
【正解 3】

総株数と、取得費の合計は売買を重ねていく度に、変化していきます。

2016年10月3日 単価5,000円を1,000株購入しているので、5,000×1,000=取得費5,000,000円となります。

2017年8月1日 単価6,200円を2,000株購入しているので、6,200×2,000=取得費12,400,000円となります。

この時点で、2016年の取得費5,000,000円と合計して、取得費合計は17,400,000円となります。

その後、2017年10月31日に株式分割を1:10でされているので、今持っている株数は3,000株から10倍の30,000株になります。
※株式分割をしても取得費の合計は変わりません。
上記を踏まえ1株あたりの取得費を求めますと、
17,400,000円÷30,000=580円となります。

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