FP2級の過去問
2018年9月
実技 問73

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問題

FP技能検定2級 2018年9月 実技 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に基づき、杉山さん(50歳)が契約している自動車保険に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには〇、不適切なものには×を記した組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない特約については考慮しないものとする。

(ア)杉山さんの友人(50歳)が被保険自動車を運転して事故を起こした場合、補償の対象とならない。
(イ)杉山さんが被保険自動車を運転中に事故を起こしケガをした場合、過失割合に関わらず治療費用の補償を受けることができる。
(ウ)杉山さんと同居している杉山さんの長女(21歳)が被保険自動車を運転して事故を起こした場合、補償の対象となる。
(エ)杉山さんが所有する原動機付自転車(50cc)を杉山さんの妻(45歳)が運転し、事故を起こして他人にケガを負わせてしまった場合、補償の対象となる。
問題文の画像
  • (ア)× (イ)○ (ウ)× (エ)×
  • (ア)○ (イ)○ (ウ)× (エ)○
  • (ア)× (イ)× (ウ)○ (エ)×
  • (ア)○ (イ)× (ウ)○ (エ)×

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この過去問の解説 (3件)

01

(ア) 適切
杉山さんは保障対象年齢が30歳以上の保険に加入していますが、対象となるのは本人と本院の家族に限定されますので、友人(50歳)でも対象がとなります。

(イ) 適切
資料より「人身傷害(搭乗中のみ担保)1億円」となっているので、運転中の事故によるケガは、過失割合かかわらず補償されます。

(ウ) 不適切
杉山さんの長女の年齢が21歳より、家族限定契約をしている保険とはいえ、年齢制限外となりますので、補償対象外となります。

(エ) 適切
資料より、ファミリーバイク特約には、(対人・対物に同じ)とありますので、対人賠償保険により補償されます。

よって、正解は2となります。

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02

運転者年齢条件
30歳以上補償/
30歳以上の方が運転中の事故を補償します。

運転者家族限定割引/
本人・配偶者・同居の親族・別居の未婚の子が運転中の事故を補償します。

(ア)、〇、適切。
運転者家族限定割引を付帯していますので、
杉山さんの友人(50歳)が(被保険自動車を運転して)事故を起こした場合、
補償の対象となりません。

(イ)、〇、適切。
「人身傷害(1名につき)搭乗中のみ担保」を付帯していますので、
杉山さんが(被保険自動車を)運転中(搭乗中)に事故を起こしてケガをしたときは過失割合を問わず治療費用の補償を受けることができます。

(ウ)、✖、不適切。
運転者家族限定割引を付帯していますが、運転者年齢条件(30歳以上)がありますので、
杉山さんと同居している杉山さんの長女(21歳)が(被保険自動車を)運転して事故を起こした場合、
補償の対象となりません。

(エ)〇、適切。
ファミリーバイク特約(対人・対物に同じ)を付帯していますので、
杉山さんが所有する原動機付自転車(50cc)を杉山さんの妻(45歳)が運転して事故を起こして他人にケガを負わせてしまったときは、
補償の対象となります。

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03

【正解 2】

[ア]○
被保険自動車の欄をみると、適用者が家族限定となっている為、友人の事故は補償の対象外となります。

[イ]○
人身傷害は、過失割合に関わらず治療費用の補償を受けることができます。

[ウ]×
運転者年齢条件の欄をみると、「30歳以上の方」と書いてあります。ですので、21歳の長女は適用外となります。

[エ]○
ファミリーバイク特約に入っており、杉山さんの妻も30歳を超えているので、補償の対象となります。

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