FP2級の過去問
2018年9月
実技 問80
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2018年9月 実技 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。
- 380千円×1.00×330m2
- 380千円×1.00×330m2× 70%
- 380千円×1.00×330m2×(1-70%)
- 380千円×1.00×330m2×(1-70%×30%×100%)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
・路線価方式の計算
評価額=路線価×奥行価格補正率×地積面積
<資料>より
・路線価380C=380千円/㎡・借地権割合C=70%
・評価額=380,000円×1.00×330㎡×70%
よって、正解は2 となります。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
路線価方式による評価額の計算方法は、
評価額=路線価×奥行価格補正率×地積となります。
路線価とは、相続税を計算するうえで基礎となる価格で、ここでいう「380C」の380の部分です。また、「380C」のCは借地権割合を表す記号になっており、C=70%ということになっています。ちなみに割合は90%(A)から30%(G)まであります。
よって計算式に当てはめると、
380千円×1.00×330㎡×70%となります。
土地を借りた時の借り手の評価額を求めるわけですので、(10−70%)ではなく、70%で計算します。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
評価対象の宅地に面する路線ごとに付されている(1月1日現在を基準日としています)路線価を基にして(道路に㎡当たりの値段が千円単位で付いていて借地権割合がアルファベットで示されています)、
その宅地の(様々な)形状に応じた価額調整を行った後の金額によって評価する方式です。
(この設問では)
「一方が道路に面する宅地」のケースで標準的な奥行距離(奥行価格補正率=1.0)ですので、
普通借地権の評価額は「自用地(としての)評価額×借地権割合」で計算します。
<資料より>
380C 1㎡当たり380千円(借地権割合C→70%)
面積 330㎡
奥行価格補正率(20m以上24m未満)1.00
借地権割合70%
・自用地評価額の計算
「1㎡当たり380千円×奥行価格補正率1.0×330㎡」
=125,400千円
・普通借地権の評価額の計算
「125,400千円×70%」
=87,780千円
まとめて計算するときは、
「自用地評価額×奥行価格補正率×地積(土地の面積)×借地権割合」
で求めます。
「380千円×1.00×330㎡ ×70%」
=87,780千円
=8,778万円
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問79)へ
2018年9月問題一覧
次の問題(問81)へ