FP2級の過去問
2019年1月
実技 問64

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問題

FP技能検定2級 2019年1月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>は、福岡さんがWA銀行に預け入れている外貨定期預金の明細である。この外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算しなさい。なお、計算結果(円転した金額)について円未満の端数が生じる場合は切り捨てること。
問題文の画像
  • 1,117,600( 円 )
  • 1,107,600( 円 )
  • 1,007,600( 円 )
  • 1,118,000( 円 )

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1.です。

外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算するには、まず外貨ベースでの受取額を計算します。

預入額:10,000米ドル、年利が2%、預入期間が12か月であるので、元本部分の10,000米ドルと、利息200ドル(利息分には税金が20%かかるので、控除後160米ドル)を足したものが、外貨ベースでの元利合計額となります。
10,000米ドル+160米ドル=10,160米ドル

「外貨→円」の場合はTTB、「円→外貨」の場合はTTSを使用します。

10,160米ドル×110.00円=1,117,600( 円 )

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02

【正解1】

10,000米ドルを預入した場合の満期時の利息は、
 10,000米ドル×2.0%=200米ドル

利息の20%が所得税・住民税として源泉徴収されるため、源泉徴収後の利息は、
 200米ドル×(1-0.2)=160米ドル

よって、満期時の元利合計額は
 10,000米ドル+160米ドル=10,160米ドル

これを円転する際のレートはTTBを用いるため、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額は、
 10,160米ドル×110.00円=1,117,600円

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03

【正解 1】

外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を求めるには、次の手順を行います。「米ドルベースでの受取額の計算」→「円転して金額を求める」

[米ドルベースでの受取額の計算]
預入期間が12ヶ月で年利が2.0%なので、
10,000米ドル×0.02=200米ドル
利息に対して20%の税金がかかりますので、
200×0.8=160米ドルが利息分となります。
元利合計は、10,000米ドル+160米ドル=10,160
米ドルとなります。

[円転して金額を求める]
外貨から円へ変える場合はTTBレートを使用します。
元利合計10,160米ドルにTTBレートの110円を乗じて計算するので、10,160×110=1,117,600円となります。

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