FP2級の過去問
2019年5月
学科 問10
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問題
FP技能検定2級 2019年5月 学科 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<A社の貸借対照表>に関する次の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- (ア)買掛金 (イ)流動負債 (ウ)固定負債 (エ)社債
- (ア)買掛金 (イ)固定負債 (ウ)流動負債 (エ)社債
- (ア)売掛金 (イ)流動負債 (ウ)固定負債 (エ)利益剰余金
- (ア)売掛金 (イ)固定負債 (ウ)流動負債 (エ)利益剰余金
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この過去問の解説 (3件)
01
貸借対照表(バランスシート)の全体像について問われています。
資産の部は、1年以内に現金化される可能性の高い資産である「流動資産」と、1年以上保有・使用する「固定資産」に分かれています。
流動資産には、「現金及び預金」「売掛金」「有価証券」「在庫(製品及び商品)」などがあります。
原則として、上から現金化されやすい順に並んでいます。
負債の部も、資産の部と同様に、1年以内に返済しなければならない「流動負債」と、返済期日が1年以内に到来しない「固定負債」に分かれています。
最後に、純資産の部は、返済義務のない資産で構成されており、企業のもともとの出資額である「資本金」や、企業が生み出した利益を積み立てたお金である「利益剰余金」などがあります。
なお、この金額は株主の持分であることから、株主資本とも呼ばれています。
以上より、(ア)売掛金 (イ)流動負債 (ウ)固定負債 (エ)利益剰余金
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02
(ア)売掛金 (イ)流動負債 (ウ)固定負債 (エ)利益剰余金
[ア] 売掛金
売掛金は、掛取引によって商品を販売した時に将来受け取る代金のことです。
将来、代金を受け取ることできるので、資産として計上します。
[イ] 流動負債
[ウ] 固定負債
貸借対照表のつくりは、基本的には流動性の高いものから順に配列することになっています。
そのため(イ)が流動負債、(ウ)が固定負債となります。
今回は、貸借対照表の(資産の部)に着目すると、流動資産→固定資産の順に書かれていることがポイントとなります。
表記法によっては順番が逆になることもありますが、全体で書き方は統一されていることを覚えておくと良いでしょう。
[エ] 利益剰余金
利益剰余金とは、企業の利益が会社内部で積立されたものをいいます。
積立されているため、純資産として計上します。
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03
(ア)売掛金 (イ)流動負債 (ウ)固定負債 (エ)利益剰余金
貸借対照表の見方に関しての問題です。言葉の意味を理解しましょう。
・売掛金:商品を売り、代金を後日受け取る権利
・買掛金:商品を買い、代金を後日支払う権利
・流動負債:1年以内に返済期日がくる負債
・固定負債:長期にわたって返済する負債
・社債:企業が発行する借用証明
・利益剰余金:企業が生み出した利益の積み立て
(ア)売掛金
将来入ってくるものなので、資産となります。
(イ)流動負債
支払手形は短期的に支払う予定となります。
(ウ)固定負債
長期借入金は固定負債となります。
(エ)利益剰余金
利益剰余金は純資産の中に入れます。
社債は借入ですので、固定負債となります。
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