FP2級の過去問
2019年5月
学科 問13
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問題
FP技能検定2級 2019年5月 学科 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 養老保険は、被保険者に高度障害保険金が支払われた場合でも、その被保険者が保険期間満了まで生存したときには満期保険金が支払われる。
- 一時払終身保険は、契約後一定期間内に解約した場合、解約返戻金額が一時払保険料相当額を下回ることがある。
- 外貨建て個人年金保険の年金を円貨で受け取る場合、外貨と円貨の為替レートの変動によっては、年金受取総額が払込保険料相当額を下回ることがある。
- 収入保障保険は、死亡保険金が年金形式で支払われるが、一括支払いの請求をして一時金で受け取ることもできる。
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この過去問の解説 (3件)
01
[1] 不適切
養老保険は、死亡保険金、高度障害保険金が支払われた時点で保険契約は消滅するため、満期保険金を受け取ることはできません。
[2] 適切
一時払終身保険は、一括で保険料を支払う保険です。
解約返戻金は年々増加するため、早期の解約の場合は払込保険料を下回ることもあります。
[3] 適切
外貨建て個人年金保険は、為替リスクによって年金受取総額が払込保険料相当額を下回ることがあります。
[4] 適切
収入保障保険は、一括支払いとして一時金で受け取ることもできます。
ただし、年金形式で受け取るよりも受取総額は少なくなります。
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02
[1]不適切
養老保険は、被保険者に高度障害保険金が支払われると、その時点で契約が終了するため、満期保険金は支払われません。
[2]適切
一時払終身保険は、契約時に保険期間全体の保険料を1回で払い込む保険なので、契約後短い期間で解約すると、解約返戻金額が一時払保険料相当額を下回り、元本割れを起こすことがあります。
[3]適切
外貨建て個人年金保険の年金を円貨で受け取る場合、保険料や保険金は為替の影響を受けるため、外貨と円貨の為替レートの変動によっては、年金受取総額が払込保険料相当額を下回ることがあります。
[4]適切
収入保障保険は、死亡保険金が年金形式で支払われますが、一時金で受け取ることも可能です。
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03
[1]不適切
養老保険とは、一定期間内に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、満期まで生存した場合には、満期保険金が支払われる保険です。
保険期間中に高度障害保険金が支払われた場合は、その時点で保険契約は解消されます。
[2]適切
一時払終身保険は、契約時にまとめて保険料を支払う契約のことです。早期に契約を解消してしまうと、解約返戻金額が一時払保険料相当額を下回ることがあります。
[3]適切
外貨建て個人年金保険の年金のように外貨建て商品は円に替える時円高になっていると、状況によっては払込保険料相当額を下回ることがあります。
[4]適切
収入保障保険は、年金形式でも、一時金としてでも受け取ることが可能です。
一時金受け取りを選択した場合、受け取り総額が年金形式より下回ってしまうことに注意が必要です。
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