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FP2級の過去問 2019年5月 実技 問89

問題

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<設例>
野村政彦さんは、民間企業に勤務する会社員である。政彦さんと妻の泰子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある榎田さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2019年 4 月 1 日現在のものである。
資料

政彦さんは、健斗さんの大学受験を控え、大学の入学に係る費用等についてFPの榎田さんに質問をした。榎田さんが大学の入学費用について説明する際に使用した下記<資料>の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、学校納付金とは、入学金、寄付金、学校債など、入学時に学校に支払った費用をいう。また、受験費用とは、受験料および受験のための交通費・宿泊費で、受験したすべての学校・学部に係るものをいう。
問題文の画像
   1 .
(ア)学校納付金 (イ)入学しなかった学校への納付金  (ウ)受験費用
   2 .
(ア)受験費用  (イ)入学しなかった学校への納付金  (ウ)学校納付金
   3 .
(ア)学校納付金 (イ)受験費用   (ウ)入学しなかった学校への納付金
   4 .
(ア)受験費用  (イ)学校納付金  (ウ)入学しなかった学校への納付金
( FP技能検定2級 2019年5月 実技 問89 )
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この過去問の解説 (3件)

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【正解3】

まず、「学校納付金」、「受験費用」、「入学しなかった学校への納付金」の3つの費用等のうち、通常は入学時に学校に支払う費用である「学校納付金」が一番高くなるため、(ア)には学校納付金が入ることが分かります。

次に、「受験費用」と「入学しなかった学校への納付金」についてですが、問題文から「受験費用」は、受験料および受験のための交通費・宿泊費で、受験したすべての学校・学部に係るものと言うことが分かります。

複数の学校・学部を併願した場合、受験費用に加えて交通費や宿泊費などがかかる一方、入学しなかった学校への納付金については、合格した全ての学校に対して納付するわけではなく、必ずしも納付するわけではないため、受験費用よりも支払額が少なくなることが想定されます。

よって、(イ)には受験費用、(ウ)には入学しなかった学校への納付金が入ると想定できます。

以上より、(ア)学校納付金、(イ)受験費用、(ウ)入学しなかった学校への納付金

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1
解答 3

学校納付金は、入学金、寄付金、学校債など、入学時に学校に支払ったすべての費用をいいます。入学金や施設設備費等の平均は、国立大学で28万円、公立大学で23万円(地域内の場合)、私立大学で43万円程度です。

受験費用は、受験したすべての学校・学部にかかった費用で、受験料や受験のための交通費、宿泊費が該当します。一般入試で、私立大学(個別)で35,000円程度、国公立で18,000円程度かかります。例えば、国公立大学を第一志望として、私立大学3校に併願した場合、受験料だけで14万円前後かかる計算になります。これに交通費や宿泊費を合わせると、費用はさらにかさみます。

入学しなかった学校への納付金は、上位志望校の合否がわかるまでに併願校に支払った入学金(いわゆる滑り止め)などの費用です。通常20万円から30万円程度かかるものと思われますが、調査対象の全世帯が支払ったわけではないので、平均が下がったものと思われます。

入学費用総額は、私立大学の理系で87.0万円、文系で92.9万円、国公立大学で69.2万円となっています。

1
【正解 3】

「学校納付金」「受験費用」「入学しなかった学校への納付金」の3つで最も高いのは「学校納付金」となります。ですので(ア)に入るのは「学校納付金」ということになります。

次に「受験費用」ですがこれは受験料だけではなく、交通費・宿泊費も含まれ、複数受験するのが一般的ですので高額になってきます。
※地方からの受験生は交通費・宿泊費がかさみます。
また、国公立と私立の受験料にも差があるのがポイントです。
令和2年度の国公立と私立の受験料ですが、
国公立大・2次試験(平均)で1校につき 17,000円
私立大・一般入試(平均)で1校につき 約35,000円
となっています。
よって(イ)は受験費用となります。

入学しなかった学校への納付金は20〜30万円かかるのが一般的です。
(ウ)は入学しなかった学校への納付金となります。

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