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FP2級の過去問 2019年9月 学科 問12

問題

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生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
   1 .
外貨建て終身保険は、契約時に円換算支払特約を付加すれば、契約時の為替相場で円換算した死亡保険金を受け取ることができる。
   2 .
養老保険は、保険金の支払事由に該当せずに保険期間満了となった場合、死亡・高度障害保険金と同額の満期保険金を受け取ることができる。
   3 .
低解約返戻金型終身保険を保険料払込期間中に中途解約した場合の解約返戻金は、支払保険料以外の契約条件が同じで低解約返戻金型ではない終身保険の解約返戻金よりも少ない金額になる。
   4 .
収入保障保険の死亡保険金を一時金で受け取る場合の受取額は、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも少なくなる。
( FP技能検定2級 2019年9月 学科 問12 )
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この過去問の解説 (3件)

3
【正解 1】

[1]不適切
円換算支払特約を付加している場合、死亡保険金や返戻金等の受取にあたっては、その時点の為替相場をもとに、各保険会社のルールに基づき円換算された金額を受け取ることになるため、必ずしも契約時の為替相場で円換算した死亡保険金が受け取れるとは限りません。

[2]適切
養老保険の満期保険金は、死亡・高度障害保険金と同額です。

[3]適切
低解約返戻金型終身保険とは、払込期間中の解約返戻金額を低くすることで、低解約返戻金型ではない終身保険(一般的な終身保険)よりも保険料の支払いを抑える保険です。そのため、払込期間中に中途解約した場合の解約返戻金は、一般的な終身保険の解約返戻金よりも少ない金額となります。

[4]適切
収入保障保険の死亡保険金を一時金で受け取る場合、受け取る金額は将来の利息分が割り引かれた金額となるため、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも少なくなります。

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1

【正解1】

(1)×

不適切な内容です。外貨建て保険における円換算支払い特約は、契約時の為替相場で受け取ることを約束しているものではありません。保険会社から受け取る給付金などを、外貨ではなく円で給付されるという意味の特約です。

(2)〇

適切な内容です。養老保険は、死亡保険金と満期保険金が同額の一定期間のみの保険商品です。簡単に言うと、貯蓄性のある定期保険というイメージです。

(3)〇

適切な内容です。低解約返戻金型終身保険とは、払込期間中の解約返戻金を低く抑え、払い込み満了後は通常の終身保険と同じくらいの解約返戻金になります。このことで保険料を安く抑えられます。

(4)〇

適切な内容です。収入保障保険とは、契約者に万が一のことがあった場合、遺された家族へ保険金が年金形式で一定期間に渡って給付される仕組みです。定期保険など一般的な死亡保険は、死亡時に一括で支払われますが、収入保障保険は複数回にわたって年金形式で支払われるのが特徴です。ただし、一括での受給も選択できるようになっています。

1
【正解 1】
生命保険の商品性についての問題です。

[1]不適切
円換算支払特約とは運用を外貨建てで行う保険契約であっても、保険料支払と保険金受取を円通貨で行うことを約束する特約です。
付加していれば、外貨での支払いや受け取りをすることがなくなります。
ただし、死亡保険金等の受取にあたっては、その時点の為替レートで円換算したものとなるため、受取時の為替相場によっては当初予定されていた死亡保険金額から増減する可能性があります。
本問では「契約時の為替相場で円換算した死亡保険金を受け取ることができる」とありますので、誤りです。

[2]適切
養老保険では、被保険者が保険期間内に死亡または所定の高度障害状態となったときに死亡保険金または高度障害保険金が支払われます。
また満期時に生存している場合は満期保険金が支払われます。
死亡保険金または高度障害保険金と満期保険金はすべて同額で、いずれかを受け取った時点で契約は消滅します。

[3]適切
低解約返戻金型終身保険とは、保険料払込期間内の解約返戻金の水準を低く抑えることで、一般的な終身保険よりも保険料の支払いを抑える保険です。
また、保険料払込満了後の解約返戻金は一般的な終身保険の解約返戻金と同水準になります。

[4]適切
収入保障保険は、被保険者が死亡または所定の高度障害状態になったときに、契約時に定めた期間まで保険金を年金形式で受け取る保険です。
収入保障保険の保険金は年金形式ではなく一時金で受け取ることもできますが、この場合、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも少なくなります。

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