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FP2級の過去問 2019年9月 学科 問24

問題

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固定利付債券(個人向け国債を除く)の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
   1 .
債券を発行体の信用度で比較した場合、他の条件が同じであれば、発行体の信用度が高い債券の方が債券の価格は低い。
   2 .
債券を償還までの期間の長短で比較した場合、他の条件が同じであれば、償還までの期間が長い債券の方が、利回りの変化に対する価格の変動幅は大きくなる。
   3 .
表面利率が最終利回りよりも低い債券の価格は、額面価格を下回る。
   4 .
市場金利が上昇すると、通常、債券の利回りは上昇し、債券の価格は下落する。
( FP技能検定2級 2019年9月 学科 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

2

【正解1】

(1)×

不適切な内容です。

発行体の信用度が高いと債券の価値も高いということになります。あわせて利回りは低くなります。本問は解説が逆になっているため誤りです。

(2)〇

適切な内容です。

債券価格は、償還期間が長いほど変動幅が大きくなります。

(3)〇

適切な内容です。

最終利回りは次の計算式で求められます。

≪表面利率+(額面単価ー購入単価)/残存年数≫/購入単価×100

(4)〇

適切な内容です。

市場金利の上昇は、債券価格の下落要因になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
【正解 1】
固定利付債券の一般的な特徴についての問題です。

[1]不適切
他の条件が同じであれば、発行体の信用度が高い方が債券の価格は高くなります。
信用度が高い債券は、期日に償還される見込みが高いと判断されているということですので、利回りは低く、債券の価格は高くなります。
本問では「発行体の信用度が高い債券の方が債券の価格は低い」とありますので、誤りです。

[2]適切
残存期間が長い債券は、償還までの期間が長く、金利変動の影響を受ける期間が長くなるため、金利変動に対する価格変動幅が大きくなります。

[3]適切
最終利回りとは、既に発行された債券を購入して満期償還まで保有したときの投資元本に対する収益の割合のことです。
債券の最終利回りの計算式は、
最終利回り ={表面利率 + (額面価格 ー 購入価格) ÷ 残存期間} ÷ 購入価格 × 100(%)
で表されます。
「最終利回り > 表面利率」となるためには、「額面価格 > 購入価格」でなければいけません。

[4]適切
市場金利と債券の価格は、通常、逆の値動きをします。
市場金利が上昇しても、過去に発行された債券の利息は変わりませんので、債券投資の魅力が相対的に下がることになり、債券価格は下落(利回りは上昇)します。

1
【正解 1】

[1]不適切
発行体の信用度が高いと言うことは、発行体の評判が相対的に良いということなので、他の条件が同じであれば、債券の価格は「高く」、利回りは低くなります(いわゆるローリスク・ローリターン)。

[2]適切
償還までの期間が長い債券の方が、金利変動による影響を受ける期間が長くなるため、他の条件が同じであれば、利回りの変化に対する価格の変動幅が大きくなります。

[3]適切
債券の最終利回りの計算式は、
最終利回り={表面金利+(額面価格ー買付価格)÷所有期間}÷買付価格×100(%)
で表されます。

表面金利が最終利回りよりも低い場合、計算式が成り立つには(額面価格ー買付価格)>0でなければならないため、額面価格>買付価格となります。

[4]適切
市場金利が上昇しても債券の利息は変わらないので、相対的に債券の魅力が下がり、通常、債券の価格は下落(利回りは上昇)します。

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