FP2級の過去問
2019年9月
学科 問26

【正解 １】
パフォーマンスの比較評価についての問題です。

シャープレシオは、投資信託の運用実績評価などに利用されている、運用効率を測る指標です。
投資資産の利益率が、無リスクの投資資産と比較してどれだけ上回っているかを数値で表し、その数値が大きいほど効率の良い運用（低いリスクで大きいリターンを得た）がされていたと評価できます。

シャープレシオの計算式は、
シャープレシオ ＝（ファンドの収益率－無リスク金利）÷ 標準偏差
で表されます。

［ファンドAのシャープレシオ］
(6％ - 1％) ÷ 2％ = 2.50

［ファンドBのシャープレシオ］
(8％ - 1％) ÷ 4％ = 1.75

したがって正解は【1】です。

【正解1】

シャープレシオの数値が大きいほど、投資効率が良かったとわかります。

シャープレシオは以下の計算式で求めます。

（ファンドの収益率ー無リスク金利）÷ファンドの標準偏差

それぞれ計算してみると

ファンドA＝（6%-1%）÷2%＝2.5%

ファンドＢ＝（8%-1%）÷4%＝1.75%

比較すると、数値が大きいのはファンドＡのほうが投資効率がよいということになります。

【正解 １】

シャープ・レシオとは、運用効率を測る指標で、以下のように計算されます。

シャープ・レシオ＝（ファンドの収益率ー無リスク金利）÷標準偏差

ファンドAのシャープ・レシオ：（6％-1％）÷2％＝2.50
ファンドBのシャープ・レシオ：(8％-1％）÷4％=1.75

また、シャープ・レシオは1単位当たりの超過収益率を表すので、値が「大きい」方が超過収益率が高く、効率的に運用されたと判断されます。