FP2級の過去問
2019年9月
実技 問66
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問題
FP技能検定2級 2019年9月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄( ア )の解答に当たっては、小数点以下第2位を四捨五入すること。
・YA株式のPER(株価収益率)は、( ア )倍である。
・YA株式とYB株式の配当利回りを比較すると、( イ )株式の方が高い。
・YA株式のPER(株価収益率)は、( ア )倍である。
・YA株式とYB株式の配当利回りを比較すると、( イ )株式の方が高い。
- ( ア ) 3.8 ( イ )YA
- ( ア ) 3.8 ( イ )YB
- ( ア )18.8 ( イ )YA
- ( ア )18.8 ( イ )YB
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、3です。
(ア)について
PER(株価収益率)は、株価が1株当たりの当期純利益の何倍であるかを示す指標で、以下の式で算出されます。
PER(倍) = 株価 ÷ 1株当たりの当期純利益
表より、YA株式の株価は7,500円、1株当たり利益は400円です。
よって、
PER = 7,500円 ÷ 400円 = 18.75倍 ≒ 18.8倍 です。
(イ)について
配当利回りは、株価に対する1株当たり年間配当金の割合を示す指標で、以下の式で算出されます。
配当利回り(%) = 1株当たりの年間配当金 ÷ 株価 × 100
よって、
YA社の配当利回り⇒ 150円 ÷ 7,500円 × 100 = 2 %
YB社の配当利回り⇒ 45円 ÷ 3,000円 × 100 = 1.5 %
比較すると「YA株式 > YB株式」なので、配当利回りはYA株式の方が高くなります。
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02
PER(株価収益率)は、企業の利益水準からみて株価の割安・割高を判断する指標であり、以下の計算式で求められます。
PER(株価収益率)(倍)=株価÷1株あたり利益(EPS)
よって、YA株式のPERは
PER=7,500円÷400円
=18.75→18.8(倍)(小数点以下第2位四捨五入)
また、配当利回りは、株価に対し1年間でどれだけの配当を受けられるかを示す指標であり、以下の計算式で求められます。
配当利回り(%)=1株あたり年間配当金÷株価×100
YA株式の配当利回り=150円÷7,500円×100=2.0%
YB株式の配当利回り=45円÷3,000円×100=1.5%
よって、YA株式の方が配当利回りが高いことが分かります。
以上より、(ア)18.8(イ)YA
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03
(ア)18.8
株価収益率は、株価と会社の収益力を比較する、投資に際しての判断指標の1つです。
株価収益率=株価÷1株あたり利益=時価総額÷純利益
で求められます。よって、
YA株式の株価収益率=7,500円÷400円≒18.8
となります。
(イ)YA
配当利回りとは、株価に対して1年間でいくらの配当が得られるかを示す数字で、株価収益率と同様、投資をする際の判断指標の1つです。
配当利回り=1株あたりの年間配当金÷株価
で求められます。YA株式、YB株式それぞれの配当利回りは
YA株式の配当利回り=150円÷7,500円=2.0%
YB株式の配当利回り=45円÷3,000円=1.5%
と、YA株式の配当利回りの方が高いです。
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