FP2級の過去問
2019年9月
実技 問73
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問題
FP技能検定2級 2019年9月 実技 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
荒木さんは、疾病Xおよび疾病Y(前後に入院した疾病Xとは無関係)により入院をした。下記<資料>に基づき、荒木さんが契約している医療保険の入院給付金の日数に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )に入る数値の適切な組み合わせを選びなさい。なお、荒木さんは、入院Aについてはこの医療保険から所定の入院給付金を受け取っているが、それ以外にこの医療保険から一度も給付金を受け取っていないものとする。
「荒木さんが請求することができる入院給付金の日数は、入院Bについては( ア )日分であり、入院Cについては( イ )日分である。
「荒木さんが請求することができる入院給付金の日数は、入院Bについては( ア )日分であり、入院Cについては( イ )日分である。
- ( ア ) 28 ( イ ) 36
- ( ア ) 28 ( イ ) 15
- ( ア ) 27 ( イ ) 15
- ( ア ) 27 ( イ ) 36
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、2です。
(ア)について
入院Bの入院以前180日間に同じ疾病による入院はありませんから、28日間の入院給付金が支給されます。
よって、(ア)は 28日分 です。
(イ)について
給付概要には、「180日以内に同じ疾病で再入院した場合には、1回の入院とみなす。」とあります。
入院A・Cは同一の疾病Xによる入院であり、入院Aの終了から入院Cの開始までの期間が153日間ですので、2つの入院は1回の入院とみなされます。
入院Aについては、給付金の支払い条件が「入院1日目から支払う」、また1入院限度日数が「60日」のため、45日分が入院給付金の対象日数となります。
入院Cについては、1入院限度日数の制限により、60日 ー 45日 = 15日となり、15日分だけが対象になります。
よって、(イ)は 15日分 です。
上記より(ア)28 (イ)15 となります。
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02
(ア)入院Bについて
疾病Yにより28日間入院しており、給付金は入院1日目から支払われるため、入院給付金は「28日分」となります。
(イ)入院Cについて
疾病Xにより36日間入院していますが、疾病Xによる入院は153日前にもあり(入院A)、180日以内に同じ疾病で再入院した場合は、1回の入院とみなされます。
1入院における支払限度日数は60日なので、請求できる入院給付金は、60日ー45日=「15日分」となります。
よって、(ア)28(イ)15
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03
(1)入院Bについて
入院Bは入院Aから数えて180日以内の入院ですが、入院Aの疾病Xとは無関係の疾病Yによる入院なので、入院Aとは別に入院給付金が支払われます。またその金額ですが、入院1日目から支払われますので、28日間分、28万円となります。
(2)入院Cについて
入院Cは入院Aの疾病Xと同じ疾病であり、かつ180日以内の再入院になるので、入院Aと入院Cは1回の入院とみなされます。
入院日数は病院Aから通算しますので、入院Cでは1入院限度日数60日から入院Aの45日を引いた日数、つまり15日分を限度に支払われます。
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