FP2級の過去問
2020年9月
実技 問68

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問題

FP技能検定2級 2020年9月 実技 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、追加型公募株式投資信託において投資家が負担する費用についてまとめた表である。下記の( ア )~( エ )の記述について、最も不適切なものはどれか。
問題文の画像
  • (ア)同じ投資信託でも、販売会社ごとに手数料率が異なる場合がある
  • (イ)運用会社(委託者)に支払われる
  • (ウ)日々、差し引かれる
  • (エ)受託会社

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この過去問の解説 (3件)

01

解答 2

1.○
投資信託を購入する際にかかる購入時手数料は、同じ投資信託であっても、販売会社ごとに手数料率が異なる場合があります。

2.✕
投資信託を売却して換金する際には、信託財産留保額が差し引かれます。投資信託を換金する際には様々な費用がかかるため、これを売却する人に負担してもらうようにしています。また、信託財産留保額は他の手数料のように運用会社や販売会社の収益とはならず、信託財産に留保され、投資信託の基準価額に反映されます。

3.○
運用管理費用(信託報酬)は、投資信託の運用・管理にかかる経費として、投資信託を保有している期間、信託財産の中から毎日支払われます。

4.○
運用管理費用(信託報酬)は、運用の指示を出す運用会社(委託者)、投資信託を販売する販売会社、信託財産を運用・管理する信託銀行(受託会社)に分配されます。

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02

[1]適切
購入時手数料は、同じファンドであっても販売会社によって異なる場合があります。

[2]不適切
信託財産留保額は、信託財産中に留保されるもので、差し引かれた金額が運用会社(委託者)に支払われるわけではありません。

[3]適切
運用管理費用(信託報酬)は、信託財産の残高から日々徴収されます。

[4]適切
運用管理費用(信託報酬)は、運用会社(委託者)、販売会社、「受託会社」の3者で分け合います。

参考になった数2

03

【金融資産運用:投資信託】

についての問題です。

1.〇

投資信託の購入時手数料は、同じ投資信託でも販売会社ごとに手数料率が異なる場合があります。

購入手数料が無料の投資信託もあります。(ノーロードファンド)

2.×

信託財産留保額は解約する投資家にペナルティー料を払ってもらうというものです。

換金する際に差し引かれる費用はファンドの純資産になります。

外貨建てMMFでは徴収されません。

3.〇

運用管理費用は日々差し引かれてます

差し引かれた金額が基準価格となります。

4.〇

投資家が投資開始する際の窓口が販売会社です。

運用会社が投資家(販売会社を通して)から集めた資金を運用し、受託会社が運用会社の指示に従って売買・管理を行います。

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