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FP2級の過去問 2020年9月 実技 問69

問題

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金投資に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、金の取引は継続的な売買でないものとする。

・個人が金地金を売却した場合の所得については、保有期間が( ア )以内の場合、短期譲渡所得として課税される。

・金地金の売買において、海外の金価格(米ドル建て)が一定の場合、円高(米ドル/円相場)は国内金価格の( イ )要因となる。
   1 .
( ア )5年   ( イ )上昇
   2 .
( ア )5年   ( イ )下落
   3 .
( ア )10年  ( イ )上昇
   4 .
( ア )10年  ( イ )下落
( FP技能検定2級 2020年9月 実技 問69 )
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この過去問の解説 (3件)

3
解答 2

(ア)5年
金地金を売却したときの所得は、原則譲渡所得となります。所有期間が5年以内の場合は短期所得、5年超の場合は長期所得となり、同じ売却金額であっても課税される譲渡所得の金額が異なります。

(イ)下落
海外の金価格が一定の場合、円高になると、国内の金価格は下がります。
例えば、1ドル100円、ドル建ての金価格が50ドルの場合、国内金価格は5,000円です。1ドル80円まで円高が進み、ドル建ての金価格が50ドルのままであれば、国内金価格は4,000円に下落します。
逆に円安になると、国内の金価格は上がります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

【金融資産運用:金融派生商品】

についての問題です。

・「個人が金地金を売却した場合の所得については、保有期間が( ア )5年以内の場合、短期譲渡所得として課税される。」

が正です。

譲渡所得(総合課税)は

総収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除(最高50万円)です。

保有期間5年以内の短期譲渡所得全額を総所得金額に算入します。

保有期間5年超えの長期譲渡所得1/2の金額を総所得金額に算入します。

・金地金の売買において、海外の金価格(米ドル建て)が一定の場合、円高(米ドル/円相場)は国内金価格の( イ )下落要因となる。

金の価格は米ドル表示が基準です。

米ドルで取引されている“金”は日本円に換金すると当然ドル円為替相場の影響を受けます。

円高(円の価値が上がる)では1ドルで換えられる円が少なくなります。

つまり米ドルで取引されている“金”は国内金価格にすると安くなってしまいます。

1
【正解2】

(ア)
個人が金地金を売却した場合の所得は、保有期間が「5年」以下の場合、短期譲渡所得となります。

(イ)
金地金の表示価格は、米ドル表示が基準となっているため、海外の金価格が一定で円高が進行した場合、国内金価格の「下落」要因となります。

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