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FP2級の過去問 2020年9月 実技 問77

問題

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柴田さん(52歳)は、自身を記名被保険者として契約している自動車保険の契約更新案内(下記<資料>参照)について、FPの唐沢さんにアドバイスを求めた。唐沢さんが述べた次の( ア )~( エ )の記述について、適切なものには ○ 、不適切なものには × の組み合わせとして正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない特約については考慮しないものとする。

( ア )「柴田さんが車を駐車する際、誘導していた柴田さんの妻に誤って接触してケガを負わせた場合は、どのプランでも対人賠償保険による補償の対象になります。」
( イ )「前年同内容プランは、大雨による洪水で被保険自動車が水没した場合の車の損害も補償しています。」
( ウ )「運転免許証を取得した柴田さんの息子(同居で 22歳)が被保険自動車を運転して対物事故を起こした場合、おすすめプランAであれば補償の対象になります。」
( エ )「おすすめプランBは、柴田さんが運転中に他車との接触事故でケガをした場合、過失割合にかかわらず柴田さんの治療費用等は補償の対象になります。」
問題文の画像
   1 .
( ア )×  ( イ )○  ( ウ )×  ( エ )○
   2 .
( ア )×  ( イ )×  ( ウ )×  ( エ )○
   3 .
( ア )○  ( イ )×  ( ウ )○  ( エ )×
   4 .
( ア )○  ( イ )○  ( ウ )○  ( エ )×
( FP技能検定2級 2020年9月 実技 問77 )
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この過去問の解説 (3件)

4
解答 1

(ア)✕
対人賠償保険は、自動車事故で他人を死傷させたことによって負った損害賠償責任で、自賠責保険の支払額を超えた部分に対して保険金が支払われます。ただし、自賠責保険とは異なり、父母、配偶者、子の損害は補償されません。

(イ)○
車両保険では、衝突や接触、転覆などの事故のほか、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高潮、物の飛来や落下などによる偶発的な事故で、被保険自動車が損害を受けた時に、保険金が支払われます。
設問の「エコノミー型」は、「一般型」では補償の対象となる自損事故や当て逃げ等が対象とならない等、補償の範囲が限定されている分、保険料が割安になります。

(ウ)✕
プランAでは、運転者限定の有無として「家族限定」となっていますが、運転者年齢条件が「35歳以上補償」と定められていますので、22歳の柴田さんの息子が起こした事故は補償の対象外です。

(エ)○
人身傷害保険は、被保険自動車の事故で、その車に乗っていた搭乗者に対する補償(搭乗者傷害保険)に加えて、記名被保険者とその家族が被保険自動車搭乗中の事故以外の自動車事故が対象となります。おすすめプランBでは、仮に柴田さんが被保険自動車を運転中に事故に遭いケガをした場合、5,000万円を限度に、過失割合に関係なく、治療費用等が補償の対象となります。

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2
【正解1】

( ア )誤
対人賠償保険では、自分、父母、配偶者、子は補償対象外です(兄弟姉妹は対象です)。

( イ )正
車両保険は、偶然な事故による車両損害等に対し補償を行い、補償対象の狭い順に「限定」「車対車+A」「一般条件」等の種類がありますが、大雨による洪水で被保険自動車が水没した場合の車の損害はいずれも補償対象です。

( ウ )誤
おすすめプランAの運転年齢条件は「35歳以上補償」であることから、柴田さんの息子(22歳)が被保険自動車を運転して対物事故を起こした場合、補償対象外となります。

( エ )正
おすすめプランBでは、人身傷害保険が付帯されており、自己の過失部分を含めて、保険金額を上限に損害額全額が支払われます。
よって、柴田さんが運転中に他車との接触事故でケガをした場合、過失割合にかかわらず柴田さんの治療費用等は補償対象です。

以上より、(ア)×(イ)〇(ウ)×(エ)〇

1

【リスク管理:損害保険】

についての問題です。

( ア )×

「柴田さんが車を駐車する際、誘導していた柴田さんの妻に誤って接触してケガを負わせた場合は、対人賠償保険による補償の対象にはなりません。」

が正です。

任意加入自動車保険の対人賠償保険は家族内での事故は補償の対象になりません。

( イ )〇

「前年同内容プランは、大雨による洪水で被保険自動車が水没した場合の車の損害も補償しています。」

原則として補償対象外になるのは、戦争・地震・噴火・津波等です。

洪水は含まれません。

( ウ )×

「運転免許証を取得した柴田さんの息子(同居で 22歳)が被保険自動車を運転して対物事故を起こした場合は、補償の対象にはなりません。

が正です。

おすすめプランAは運転者限定が家族限定になってますが、運転者条件が35歳以上となっています。よって、補償の対象になりません。

( エ )〇

「おすすめプランBは、柴田さんが運転中に他車との接触事故でケガをした場合、過失割合にかかわらず柴田さんの治療費用等は補償の対象になります。」

人身傷害保険を付帯することにより、搭乗している人のケガを過失割合にかかわらず補償することができます。

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