FP2級の過去問
2021年1月
学科 問21

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問題

FP技能検定2級 2021年1月 学科 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国のGDP(国内総生産)に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

内閣府が2020年9月に公表した2019年(暦年・2次速報)の名目GDPは約553兆円である。名目GDPに占める民間最終消費支出の割合は( ア )であり、民間企業設備の割合は( イ )である。また、政府最終消費支出は( ウ )であり、財貨・サービスの輸出よりも( エ )。
  • (ア)約45%  (イ)約25%  (ウ)約110兆円  (エ)多い
  • (ア)約55%  (イ)約25%  (ウ)約95兆円  (エ)少ない
  • (ア)約55%  (イ)約15%  (ウ)約110兆円  (エ)多い
  • (ア)約45%  (イ)約15%  (ウ)約95兆円  (エ)少ない

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この過去問の解説 (3件)

01

【正解3】

GDP(国内総生産)を支出側から見ると、民間最終消費支出(個人消費)の構成比が高く、約55%となっています。
また、民間企業設備の割合は約15%(約83兆円)、政府最終消費支出は約20%(約110兆円)で、財貨・サービスの輸出よりも多くなっています。

以上より、(ア)約55%(イ)約15%(ウ)約110兆円(エ)多い

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02

【正解 3】

GDPとは国内で生産された物やサービスの付加価値を表す国内総生産のことです。
名目GDPは国内総生産量に市場価格をかけて生産された物全ての価格を算出して、合計を計算したものです。

[ア]
名目GDPに占める民間最終消費支出の割合は「約55%」です。

[イ]
名目GDPに占める民間企業設備の割合は「約15%」です。

[ウ]
政府最終消費支出は「約110兆円」です。

[エ]
財貨・サービスの輸出は98兆円です。
財貨・サービスの輸出よりも「多い」です。

答えは 3 .(ア)約55%(イ)約15% (ウ)約110兆円(エ)多い となります。

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03

【金融資産運用:マーケット環境の理解】

についての問題です。

GDPは、国内で生産された財貨・サービスの価値額の合計です。

名目GDPは、GDPを市場価格で評価したものです。

(ア)民間最終消費支出の割合は約55%です。

 民間消費支出とは家計の財貨・サービスに対する支出です。

(イ)民間企業設備の割合は約15%です。

 民間企業設備とは企業が建設する工場やオフィスビルの建設費等です。

(ウ)政府最終消費支出は約110兆円です。

 政府最終支出等は公務員の給料等です。

(エ)政府最終消費支出は、財貨・サービスの輸出よりも多いです。

 財・サービスの輸出代金の受取り分輸や入代金の支払い分等です。

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