FP2級の過去問
2021年1月
実技 問70
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問題
FP技能検定2級 2021年1月 実技 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
固定資産税に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)に入る語句の組み合わせとして、適切なものはどれか。
固定資産税は、( ア )が、毎年( イ )現在の土地や家屋等の所有者に対して課税する。
課税標準は固定資産税評価額だが、一定の要件を満たす住宅が建っている住宅用地(小規模住宅用地)は、住戸一戸当たり( ウ )以下の部分について、課税標準額が固定資産税評価額の( エ )になる特例がある。
固定資産税は、( ア )が、毎年( イ )現在の土地や家屋等の所有者に対して課税する。
課税標準は固定資産税評価額だが、一定の要件を満たす住宅が建っている住宅用地(小規模住宅用地)は、住戸一戸当たり( ウ )以下の部分について、課税標準額が固定資産税評価額の( エ )になる特例がある。
- (ア)市町村(東京23区は都) (イ)1月1日 (ウ)200m2 (エ)6分の1
- (ア)市町村(東京23区は都) (イ)4月1日 (ウ)240m2 (エ)3分の1
- (ア)都道府県 (イ)1月1日 (ウ)240m2 (エ)6分の1
- (ア)都道府県 (イ)4月1日 (ウ)200m2 (エ)3分の1
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、1です。
(ア)固定資産税は地方税の一種で、課税主体は「市町村(東京23区は都)」です。
(イ)固定資産税は、毎年「1月1日」現在の土地や家屋に対して課税されます。
(ウ)(エ)固定資産税の小規模住宅用地の特例とは、住戸一戸あたり 200㎡ 以下の課税標準が 6分の1 になる特例です。
なお、200㎡を超える部分については、課税標準が3分の1になる特例があります。
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02
正解は1です。
ア.「市町村(東京23区は都)」が適切です。
固定資産税は地方税に分類され、市町村(東京23区は都)に納税します。
なお、所得税、法人税、相続税、贈与税、消費税などは、国税に分類されます。
イ.「1月1日」が適切です。
固定資産税は、毎年1月1日現在の土地や家屋に対して課税されます。
なお、4月1日時点で課税される税の例としては、自動車税が挙げられます。
ウ.「200㎡」が適切です。
固定資産税の小規模住宅用地の特例とは、住戸一戸あたり 200㎡ 以下の部分を指します。
エ.「6分の1」が適切です。
固定資産税の小規模住宅用地の特例として、200㎡ 以下の部分の課税標準が 6/1 になります。
なお、200㎡以上の部分については 1/3 の課税基準となります。
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03
固定資産税は、( 市町村(東京23区は都) )が、毎年( 1月1日 )現在の土地や家屋等の所有者に対して課税する。
課税標準は固定資産税評価額だが、一定の要件を満たす住宅が建っている住宅用地(小規模住宅用地)は、住戸一戸当たり( 200㎡ )以下の部分について、課税標準額が固定資産税評価額の( 6分の1 )になる特例がある。
各項目の解説は下記の通りです。
・固定資産税は国税ではなく地方税のため、市町村が課税団体です。
納税義務者は、毎年1月1日現在(賦課期日)の固定資産課税台帳登録者です。
固定資産税は3年に1度評価替えが行われ、その価格が3年間据え置かれます。
・「小規模住宅用地に対する課税標準の特例」では、住宅1戸あたり200㎡までの課税標準が6分の1になります。
200㎡を超える部分は3分の1になります。
なお、2022年3月31までの特例である「新築住宅に帯する減額特例」では、新築後3年間、1戸あたり120㎡まで固定資産税の2分の1が減額されます。
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