FP2級の過去問
2021年1月
実技 問82
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2021年1月 実技 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>の自宅の敷地(自用地)について、路線価方式による相続税評価額を以下の選択肢から選べ。
- 4,200万円
- 4,500万円
- 4,600万円
- 4,700万円
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
路線価方式とは、宅地の面する路線ごとに定められた路線価を基礎として評価額を求める方法です。
設問は自宅の敷地(自用地)ですので、計算式は、
『自用地の評価額=路線価×奥行価格補正率×面積』となります。
また、道路に記されている「250D」とは、当該道路に面する土地の1㎡当たりの価格が250千円であることを示しています。
対象地の面積は180㎡、奥行価格補正率は1.00ですので、
自用地の評価額は250千円×1.00×180㎡=4,500万円
となります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
02
正解は 2 です。
本問では、下記の計算式により相続税評価額を算出します。
自用地の評価額 = 路線価 × 奥行価格補正率 × 面積
よって、
路線価250千円 × 奥行価格補正率1.00 × 敷地面積180㎡ = 4,500万円
となります。
■路線価方式とは:
評価対象の宅地の面する路線(不特定多数の者の通行に供されている道路)に付された路線価を基として、その宅地の形状等に応じた価額の調整を行った金額により評価する方式です。
路線価方式による評価額は、路線価に地積(㎡単位)を乗じて算出されます。
■奥行価格補正とは:
実際の宅地は、必ずしも正方形であるとは限らなかったり、角地や私道・容積率など、同じ路線に面していてもその経済的価値が大きく異なります。
奥行価格補正とは、宅地の地区区分に応じて奥行が短すぎたり長すぎたりする場合に、路線価に奥行価格補正率を乗じて評価額を引き下げて調整するものです。
■借地権割合と路線価:
「250D」が、本問の路線価を表す数値です。
数字は一平米あたりの路線価を表示しており、単位は千円です。
英字のA~Fは借地権割合で、借地権を第三者に売却する場合などに、借地権割合を目安に価格交渉がなされます。
しかし本問は相続税評価額の計算のため、借地権割合は計算式に含みません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
正解は2です。
自宅の敷地の評価額を求める計算式は、
「自用地の評価額 = 路線価 × 奥行価格補正率 × 面積」です。
路線価は土地が面している道路によって設定されており、本設問では「250D」と記載されていることから、路線価は 250000円 であることがわかります。
奥行価格補正は、本設問では「12m以上14m未満」で「1.00」となっており、今回は12mであるので 1.00 が適用されます。
これらを用いて計算式を立てると、
自用地の評価額 = 250000円 × 1.00 × 180㎡ = 4500万円 となります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問81)へ
2021年1月問題一覧
次の問題(問83)へ