FP2級の過去問
2021年1月
実技 問100

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問題

FP技能検定2級 2021年1月 実技 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

景子さんは、自分や正之さんの老後の健康について不安を感じており、高齢者が加入する医療制度や介護保険制度の仕組みについて、FPの羽田さんに質問をした。後期高齢者医療制度および介護保険制度の概要について説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号の組み合わせとして最も適したものを選べ。

<設例>
問題文の画像
  • (ア)1  (イ)6  (ウ)9
  • (ア)2  (イ)4  (ウ)8
  • (ア)3  (イ)4  (ウ)7
  • (ア)3  (イ)5  (ウ)8

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4です。

(ア)

・公的介護保険の保険者は、「市町村および特別区」です。

・第1号被保険者の保険料は、「市町村および特別区」により徴収されます。 

よって、<語句群>の「3」となります。

(イ)

・介護保険制度の第1被保険者は、「65歳」以上の者です。

・介護保険制度の第2号被保険者は40歳以上「65歳」未満の医療保険加入者です。

・後期高齢者医療制度の被保険者は、75歳以上の高齢者と一定の障害状態にある認定を受けた「65歳」以上75歳未満の者です。

よって<語句群>の「5」となります。

(ウ)

高額療養費と高額介護サービス費は、原則として、「1か月」間の医療費の自己負担額が一定の上限を超えると支給されます。

よって<語句群>の「8」となります。

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02

正解は 4 です。

(ア)公的介護保険の保険者は、市町村および特別区です。
保険料の徴収は、第1号被保険者市町村および特別区が保険料を徴収しますが、第2号被保険者は医療保険者が医療保険料と併せて徴収します。

また、後期高齢者医療制度では、市町村および特別区が保険料を徴収します。


(イ)後期高齢者医療制度では、75歳以上の者のほか、一定の障害状態にある旨の認定を受けた65歳以上75歳未満の人が被保険者となります。

また、公的介護保険第1号被保険者65歳以上の人、第2号被保険者は40歳以上65歳未満の公的医療保険加入者です。

(ウ)後期高齢者医療制度の高額療養費は、原則として1カ月の医療費の自己負担額が一定の上限を超えると支給されます。

また、公的介護保険の高額介護サービス費も、1カ月の介護サービスの利用者負担額(保険適用分)が一定の上限額を超えるときに支給されます。

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03

正解は4です。

ア.「3」が適切です。

介護保険料は、市町村および特別区が保険者であるため、市町村や特別区に支払いをすることとなります。

イ.「5」が適切です。

介護保険制度の第1被保険者は、65歳以上の者です。第1号被保険者は、介護必要度などの条件に当てはまれば介護保険のサービスを受けることができます。

なお、第2号被保険者は、40歳以上65歳未満の者であり、加齢による疾患が原因で介護が必要な状態になった際に介護保険サービスを受けることができます。

ウ.「8」が適切です。

高額療養費と高額介護サービス費は、1か月間の医療費の自己負担額が一定の上限を超えると支給されます。

よって、ア:3、イ:5、ウ:8 となり、4が正解です。

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