FP2級の過去問
2021年5月
学科 問16

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問題

FP技能検定2級 2021年5月 学科 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
  • 交通事故傷害保険では、海外旅行中に遭遇した交通事故によるケガは補償の対象となる。
  • 海外旅行傷害保険では、海外旅行中に発生した地震によるケガは補償の対象となる。
  • 国内旅行傷害保険では、国内旅行中にかかった細菌性食中毒は補償の対象となる。
  • 家族傷害保険では、保険期間中に被保険者本人に生まれた子を被保険者とするためには、追加保険料を支払う必要がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

【正解4】

[1]適切

交通事故傷害保険は、国内外の交通機関との接触、乗車中、道路、建物内外での事故等、幅広い建物・交通事故をカバーしており、海外旅行中に遭遇した交通事故によるケガも補償対象です。

[2]適切

海外旅行傷害保険は、旅行のために自宅を出てから帰宅するまでの間に被った傷害をカバーするもので、地震・噴火・津波によるケガも特約なしで補償対象となります。

[3]適切

国内旅行傷害保険では、細菌性・ウイルス性食物中毒も補償対象です。

[4]不適切

家族傷害保険は、家族全員をカバーしており、保険期間中に生まれた子は、自動的に被保険者となります。

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02

解答 4

1.◯

交通事故傷害保険は、国内外を問わず、交通事故の傷害を補償します。また、乗り物には自動車や電車、飛行機等だけでなく、エレベーターやエスカレーター、ベビーカーなども含まれます。

2.○

海外旅行傷害保険は、海外旅行の目的で住居を出発してから帰宅するまでのけがを補償する保険です。特約の付帯により様々なものが補償の対象となりますが、地震等や細菌性食中毒による傷害も保険金支払の対象となっています。

3.○

国内旅行傷害保険は、国内旅行を目的に重軽を出発してから帰宅するまでのけがを補償する保険です。細菌性食中毒は補償の対象となります。ただし、海外旅行傷害保険と異なり、地震や噴火、及びそれらに起因する津波は補償の対象外です。

4.✕

家族傷害保険は、本人だけでなく配偶者や同居の親族も被保険者に含まれる傷害保険です。契約締結後に生まれた子については、追加保険料を支払うことなく被保険者となります。

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03

正解は4です。

1.適切です。

交通事故傷害保険は、交通事故に起因した傷害に対して補償を受けることができます。国内はもちろん、海外で遭遇した傷害も補償の対象内です。

2.適切です。

海外旅行傷害保険は、海外渡航中に遭遇した事故や自然災害等によって被った傷害について補償してくれる保険であり、地震に起因した傷害も補償対象です。

なお、国内旅行保険では、特約等をつけない限りは地震による傷害は補償の対象外です。

3.適切です。

国内旅行傷害保険は、旅行先での細菌性食中毒によって生じた傷害についても補償してくれる保険です。

なお、海外旅行保険においても、食中毒に起因した傷害は補償の対象内です。

4.不適切です。

家族傷害保険では、保険期間中に被保険者本人に子が生まれた場合、その子も自動的に被保険者として追加されます。追加保険料の支払いや、特別な手続きは必要ありません。

参考になった数1