FP2級の過去問
2021年5月
学科 問25

【正解２】

［1］不適切

日経平均株価は、東京証券取引所第一部上場の銘柄から代表的な225銘柄を選び、採用銘柄株価の合計値を一定の序数で割って算出される修正平均株価です。銘柄は原則として年に1回見直され、値がさ株の影響を大きく受けます。

［2］適切

JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第1部、第2部、マザーズ、JASDAQに上場する銘柄を対象とし、ROEや営業利益等により選定された400銘柄で構成されています。

［3］不適切

東証REIT指数は、東京証券取引所に上場している全ての不動産信託銘柄を対象として算出されます。

［4］不適切

S&P500種株価指数は、S&P（スタンダードアンドプアーズ）者が公表する株価指数で、ニューヨーク証券取引所のほか、主要な市場から選定された500銘柄を対象としています。

正解は2です。

1.不適切です。

日経平均株価は、国内を代表する225銘柄の株価を平均した値です。

東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出されるものは「TOPIX（東証株価指数）」です。

2.適切です。

JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQを主たる市場とする普通株式のうち、時価総額やROEといった指標等により選定された400銘柄を対象として算出されます。

3.不適切です。

東証REIT指数は、東京証券取引所に上場している不動産投資信託の、全銘柄を対象とした指数です。

4.不適切です。

S&P500種株価指数は、アメリカ証券取引所に上場している代表的な銘柄のうち、時価総額上位500銘柄を対象として算出されています。

ロンドン証券取引所における株価指数で代表的なものとしては、FTSE100指数が挙げられます。

解答 ２

１．✕

日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場する225銘柄を選定し、その株価を使って算出される指数です。

２．○

JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQを主市場とする普通株式から、一定の基準で選定した400銘柄を対象として算出される指数です。

３．✕

東証REIT指数は、東京証券取引所の上場するREIT全銘柄を対象とする指数です。

４．✕

S&P500種株価指数は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する株価指数で、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から対象の500社が選定されます。ニューヨーク証券取引所とNASDAQでは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均（ダウ平均）という別の指数もあり、こちらはダウ・ジョーンズ社が選定する30銘柄を対象としています。