2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2021年5月
問83 (実技 問83)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2021年5月 問83(実技 問83) (訂正依頼・報告はこちら)

沼田家のキャッシュフロー表の空欄[ ア ]に入る数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
問題文の画像
  • 281万円
  • 290万円
  • 293万円
  • 302万円

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

【正解2】

(ア)に入る数値は3年後の給与収入で、基準年の給与収入(281万円)を変動率1%で3年間複利運用した金額となります。

よって、

281万円×(1.01)^3

=281万円×1.01×1.01×1.01

=289.514581→290万円(万円未満四捨五入)

参考になった数1

02

将来の給与収入を見積もる際には、現在の収入に対して年ごとの変動率を反映させた複利計算が必要になります。将来予測の計算は頻出なので、計算手順をしっかりと押さえておくことが重要です。

選択肢1. 281万円

不適切

選択肢2. 290万円

適切

本問では、「基準年の給与収入が281万円」、「変動率は年1%」、「求めるのは3年後の給与収入」であることから、以下のような複利計算によって将来の給与収入を求めます。

 281万円 ×(1.01)³
281万円 × 1.01 × 1.01 × 1.01
289.5万円

この数値を万円未満で四捨五入すると、答えは 290万円 となります。

選択肢3. 293万円

不適切

選択肢4. 302万円

不適切

まとめ

将来の収入や支出を見積もる問題では、「現在の金額 ×(1+変動率)の年数乗」という複利の考え方が基本になります。年数に応じて変動率を繰り返し掛けることを忘れないようにしましょう。

参考になった数0

03

正解は 2 です。

将来の給与収入の算出において必要になる数値は、現在の給与収入変動率です。

求められる解答が何年後のものかによって、その年数分の変動率を現在の基本生活費に乗じます

本問の場合の計算式は、下記のとおりです。

281万円(現在の給与収入)× 1.01 × 1.01 × 1.01(変動率の3乗)≒ 290万円(万円未満を四捨五入)

参考になった数0